Thursday, November 3, 2016

Japanese 3/11/2016

# 西岸地区の多くの町や村が深刻な水不足に直面して何ヶ月も経ちます。サルフィット、ジェニン、ヘブロンの行政区域内では、連続して40日間も水の出ない状態が続いている村もあります。イスラエル国は、毎夏パレスチナへの水の供給を止めてきましたが、今年はこれまでにない事態に至っています。
主よ、天を開き、憐れみの雨をこの渇いた地の野山に注いでください。隣人が水を盗んで、わたしたちは渇いています。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
# 10月は世界中で乳がんに関する啓発活動が行われます。パレスチナの町ラマラはピンクに染まりました。切実に必要とされている移動診療所を増やすための募金活動のため、多くの人が取り組んでいるからです。移動診療所があれば、西岸地区の孤立した村々で、癌の早期発見のための検査を行うことができます。乳がんは、パレスチナの女性の主要な死亡原因です。200万人が住むガザには、乳房X線撮影の機械が4つしかなく、その内の1つは壊れています。
主よ、十字架の上で、あなたは御母のことを心配されました(ヨハネによる福音書19:27)。乳がんと闘っているわたしたちの母、姉妹、娘、妻のために祈ります。どうか彼女たちを強め、霊肉の癒しを与えてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
# 10月27日、占領下の西岸地区の村アル=トゥワニで、イスラエル兵がパレスチナ人の学童に向かって石を投げている様子を映した動画が公開されました。イスラエル兵はイスラエル人入植者による襲撃から子どもたちを守らなければならない立場にあるにもかかわらず、動画が示すように、子どもたちに向かって石を投げているのです。
主よ、パレスチナの子どもたちにとって、学校へ通う道は危険で、多くの罠が待ち構えています。兵士たちは無慈悲で、道を見失っています。主よ、どうかわたしたちに勇気を与え、抑圧者たちの目を開き、変化を起こすことができるようにしてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
# 住民の多数がキリスト教徒の町としてイラクで最も大きいカラゴシュがISISから解放され、自分たちの生活と住む場所を再建する希望をもって人々が戻ってきています。その多くはアッシリア東方教会の信徒で、イエスさまが話された言語であるアラム語で礼拝を献げています。2年前にISISが占領するまで、この町には5万人のキリスト教徒が暮らしていました。
主よ、過去数年間、凄まじい暴力を経験したイラクの人々のことを覚えます。憐れみに富みたもう神よ、イラクの社会は深く分断され、隣人間の争いの中で激しい苦しみを経験しました。どうかあなたの愛と平和が打ち勝ち、ご臨在が人々を相互理解の内に一致させ、血を流し合う争いに終止符が打たれますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。

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