Thursday, June 8, 2017

Japanese 8/6/2017

# 2017年はパレスチナの歴史に関わって覚えるべきことがたくさんある年です。今週は、イスラエルによる東エルサレム、西岸地区、ガザ地区の占領が始まって50年になります。
主よ、今週、わたしたちは占領下の50年間を嘆きます。占領は、あまりにも多くの不正義、苦しみを生み、あまりにも多くをパレスチナ人から奪いました。50周年となる2017年が、どうかヨベルの年となりますように。地とそこに住む者たちに自由が告げられる年となりますように。主よ、叫びをお聞きください。どうかこの年が、権力に向かって真実を告げる時、不正義をとりまく沈黙を破る時、平和の年、パレスチナの年となりますように。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 先週、15歳の少女ヌフ・イカブ・インフェイアットがイスラエル兵たちに撃たれました。兵士たちは彼女がナイフを持っていたと主張していますが、ビデオには映っていません。数時間後、彼女は亡くなりました。彼女が血を流して通りに横たわっている間、兵士たちは周りに立って、手当をするどころか、罵りを浴びせていました。
主よ、イスラエルの占領は、憎しみ、暴力、恐怖を糧に繁栄し、子どもたちがそのつけを払わされています。どうか愛す娘の死を嘆くヌフの家族を慰めてください。占領者の人間性と子どもたちを食らう占領を終わらせてください。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
# さる日曜日、世界中の教会は聖霊降臨日を祝い、エルサレムにおける教会の始まりを思い起こす時を持ちました。当時のように今も、エルサレムの教会は占領という文脈の中で、帝国のとりことなっている世界にあって、それとは異なる「道」を示そうとしています。
祝福された全地の贖い主よ、今週、わたしたちは、中東にあるあなたの教会のために祈ります。どうか中東におけるあなたの体である、女たち、男たち、子どもたちと共に立って、彼らに聖霊を送ってください。あらゆる悪から教会を守り、あなたの愛、真理、恵み、まことをもって輝かせてください。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 英国サビールの友は、今年開催する会議のために6月のはじめの2週間、英国各地で様々なイベントを行っています。サビール・エルサレムの働きを知らせること、提言活動の中で特に協力してもらいたい分野を知らせること、できるだけ多くの人にパレスチナ人クリスチャンの話を聞いてもらうことがねらいです。
神よ、「英国サビールの友」の会議のために祈ります。どうか講演者たち、ことにエルサレムから参加するオマールに、聖霊をお送りください。参加者たちに聞くことのできる耳を与え、パレスチナに生きる兄弟姉妹とすすんで心を通わせることのできる心を与えてください。どうか会議に参加する一人一人が信仰と知識において成長することができますように。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 世界教会協議会に連なって、 レソト王国、ナミビア共和国、南アフリカ共和国、スワジランド王国の人々のために祈りましょう。
贖い主である神よ、レソト王国、ナミビア共和国、南アフリカ共和国、スワジランド王国の人々のために祈りをささげます。アパルトヘイトを終わらせるために働いた世界中の人々、今もあらゆる形における人種主義に立ち向かい続けているすべての人のゆえに感謝をささげます。ことに自らの民を解放へと導き、民主主義の範を示すために権力を手放ししたネルソン・マンデラのゆえに感謝をささげます。また、HIV/AIDSの惨禍の中、困難に抗って啓発活動に取り組んでいる人々、苦しむ人々のために働いている人々のゆえに感謝をささげます。また、南アフリカの豊かな音楽の伝統のゆえに感謝をささげます。どうかこれらの国々の政治が安定し、正義が行われ、すべての人が公正に扱われるようになりますように。人種主義によって引き裂かれたこれらの国々が癒され、再建されますように。資源採掘によって得られる富が、外国人にばかりにではなく、公正に配分され、社会全体の福祉向上に役立てられるようになりますように。 自給自足の生活を送る人々、劣悪な居住環境に生きている人々、失業している人々、安全な飲み水や衛生状態を欠く人々、栄養不足、旱魃の被害に苦しむ人々のため、また、 貧困の影響を最も被り、また家庭内暴力に遭いやすい女性と子どものため、AIDSが治るという誤った信念のために強姦された少女たちのため、病や栄養不良のために自分の子どもたちが死んでいくのを見守らなければならない親たちのため。AIDSのために親が死ぬのを見守らなければならない子どもたちのために祈ります。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
※ 南アフリカ教会協議会から
神よ、
人種主義と隔離という人間を蝕む病から癒され、
あなたの民として調和して共に生きることは、
なんと素晴らしく、気持ちのよいことでしょう。
あなたの霊はすべての人の心と精神を満たされます。
もはや誰も人種や肌の色によって見られることはなく、
ただ正義と品位をもって取り仕切られるでしょう。
戦争は終わり、人々は力を合わせて国を再建するでしょう。
肌の色が問題になることはなくなります。
すべての人が神の民として、
あなたの似姿に創造された者として、見られるからです。
それが、あなたの約束されたもの、
永遠なる命の始まりとなるでしょう。
アーメン

No comments:

Post a Comment