Thursday, March 14, 2019

Japanese March 14-2019

※ 「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。
#第50回目の「帰還大行進」が行われました。これは、1948年以来イスラエルによって占領されている故郷に帰還する権利を求めて、ガザとイスラエルの境界線で毎週金曜日に行われている抗議活動です。ガザ保健省によると、パレスチナ人の若者、タメル・カレド・ムスタファが殺害され、他に1人が致命傷を負いました。40人以上が実弾射撃を受けて負傷しました。
主よ、タメルとサイフの家族のために祈ります。抗議活動で負傷した多くの人々のために祈ります。どうか和平交渉に進展がありますように。ガザの封鎖が終わりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#3月6日水曜日、占領下西岸地区のヘブロン旧市街アル=サライメで、二人の子どもが自宅の火事で亡くなりました。救急隊員はイスラエル兵による道路封鎖のために阻まれてたどり着けず、近所の人たちが助け出して病院に運ぼうとしましたが、検問所で止められて間に合いませんでした。4歳のワエル・アル=ラジャビと、その妹、18ヶ月のマラクが死に、他に1人が重度の火傷を負いました。
主よ、ワエルとマラクの死を悼む家族のために祈ります。また、かれらの兄弟の回復のために祈ります。どうか、イスラエル当局がこの悲劇を受けて考えを改め、緊急車両を足止めすることがなくなりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#「発展と報道の自由のためのパレスチナセンター(MADA)」が、2019年に入ってから西岸地区、ガザ地区でパレスチナ自治政府の保安隊が行っている逮捕を非難し、アンナジャTVのレポーター、ハゼム・ナセルの釈放を求めました。ハゼムは逮捕が不当であること、拘置所で暴力を受けたことを訴えています。
主よ、自らの命を危険にさらしながら真実を伝えているジャーナリストのために祈ります。また、表現の自由を守る諸団体のゆえに感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#サビールの友・ガーナは、パレスチナが占領によって受けている苦しみを知ってもらうためにミュージックビデオを作成しようとしています。その資金を集めるためのイベントを開いてきましたが、まだ700ドル不足しています。
主よ、世界中におけるサビールの働きのゆえに感謝します。パレスチナの抑圧的な状況が広く知られるように、どうか各地のグループが効果的な働きを為すことができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#3月7日木曜日、イスラエル南部ネゲブ砂漠にあるベドウィン族の村アル=アラキブを、イスラエル当局のブルドーザーが破壊しました。これで141回目です。イスラエルはベドウィン族を政府の指定する町に移住させようとしています。しかし、村人たちは断固としてそれを拒み、つねに破壊の脅威にさらされながら生きています。
主よ、ベドウィン族のために祈ります。どうか彼らが干渉されず、平和の内に家畜に草を食ませ、平穏に生活することができますように。イスラエル政府が「非公認」のベドウィン族の村々に対する情け容赦のない暴力を止めますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#3月4日月曜日、占領下西岸地区ラマラ西方の村カフル・ニメで、イスラエル兵がパレスチナ人の乗る車に対して発砲し、2人を殺害、1人を負傷させました。3人は仕事に行く途中で、舗装されていないぬかるんだ道を進んでいたところでした。イスラエル兵との衝突は偶発的なものだろうと報道されています。
主よ、殺されたアミールとユーセフの家族のために祈ります。また、同乗していたもう一人の回復のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#今週、非暴力行動クミ・ナウは「オリーブの木キャンペーン」に焦点を当てます。これはYMCA・YWCA共同啓発活動(JAI)によるもので、オリーブの再植樹が行われています。イスラエルの入植地拡大、分離壁建設、および入植者の暴力行為によって、多くのパレスチナの農民がオリーブ畑を破壊されています。JAIはオリーブの世界中からの支援を集めて購入した苗木を、被害を受けた農民に配っています。
主よ、オリーブの木は、パレスチナの農民にとって古代からの貴重な資源です。畑の世話をし、生計手段を守ろうとしている農民を支援しているJAIのために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう
神よ、デンマーク、フィンランド共和国、アイスランド共和国、ノルウェー王国、スウェーデン王国に生きる人々を覚えて、感謝をささげます。森林、湖、山、氷河が織りなす風景の目を奪われる美しさのゆえに。この地域で劇的な変化を及ぼしている気候変動を軽減する取り組みを提唱し、実践している教会のゆえに。これらの地に移民してきた人々に対して門戸と心を開いた人々のゆえに。正義、平和、諸宗教間対話のための働きをこれらの国々が助けてきたことのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。自然環境の持続を助けるような個人的な取り組みや投資の慣行が進みますように。寛容さが増して、民族、宗教がもっと多様化しますように。富を持つ人々が、自分たちの住む社会と世界がすべての人にとってより公正になるための働きに貢献しますように。先住民の権利のための闘いで、教会が代弁者の役割を果たしますように。これら豊かな国の中で苦しい生活をしている貧しい人々、片隅に追いやられている人々のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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