Monday, January 15, 2024

Japanese Wave of Prayer, 8th-12th of January, 2024

 ※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。

#2023年末、南アフリカが国際司法裁判所(ICJ)にイスラエルに対する訴追手続きの開始を請求しました。10月7日以来のイスラエルのガザに対する行動は「ジェノサイド罪の防止および処罰に関する条約」のもとでの義務に違反している、と訴えています。1月11日と12日に南アフリカとイスラエルの口頭弁論が行われます。高貴なる裁き主、神よ、真実は解放の源、欺瞞は抑圧の源であるとわたしたちは承知しています。どうか国際司法裁判所における公聴会で、あなたの聖なる光が顕されますように。この圧倒的な現実の中でわたしたちが知恵と理解を持てるように、聖霊によって識別の賜物を与えてください。「主こそ私たちを裁く方。主は私たちを指揮される方。主は私たちの王。この方が私たちを救われる」と信じます。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#1月2日、レバノンのベイルートにある建物がドローンで攻撃されました。それによってハマスの複数の幹部が殺害されました。その中には、サレハ・アルーリがいました。彼は昨年10月7日にイスラエルに対する奇襲攻撃を敢行したハマスの軍事部門「カッサム旅団」の創設者の1人で、またガザ地区の外における軍事的、政治的活動を組織する副政治局長でした。この攻撃のために、パレスチナ・イスラエルの紛争がさらに激化し、中東全域に紛争が拡大する恐れが増しています。力の神よ、帝国の所業、構造、政治権力のために、あまりにも多くの人命が失われました。暴力は暴力を生みますから、わたしたちは次に何が起こるかを恐れています。主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。即時停戦を実現して、人命がこれ以上失われないように、必要な人に援助が届くようにしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#2023年の最後の週、エルサレム旧市街にある墓地バブ・アル・ラフマでイスラエル人入植者たちがロバの首を吊るしました。バブ・アル・ラフマは1400年以上の歴史があるイスラム教徒の墓地です。イスラムの預言者ムハンマドの著名な教友たちの墓もあって、多くの人によって聖なる場所とされています。近年エルサレムでは、ユダヤ教以外の宗教の聖所が冒涜行為が繰り返されています。主キリストよ、個人、地域社会、社会、社会制度、民間機関、権力構造における人種主義の罪を乗り越えさせてください。聖所でも嫌がらせ、暴力に直面しているエルサレムのイスラム教徒の兄弟姉妹のために祈ります。わたしたちの心を動かして、行動を起こさせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#1月7日、正教会でクリスマスが祝われました。正教会のキリスト教徒にとってクリスマスはごちそうを食べたり、友人、家族と集まったりして楽しむ日です。長い断食の期間を終えて、肉料理やいろんな種類の菓子を食べます。キリストの受肉を讃え、特別な礼拝、祈祷が献げられます。インマヌエルよ、正教会でクリスマスが祝われています。どうかクリスマスの現実的で革命的なメッセージがその中心に据えられますように。ミラの聖ニコラスは言いました。「すべての善き完全なる贈り物を与えてくださる方は求められた。恩寵と信仰によって神が与えるように与えなさいと。贈り物はわたしたちが与えるのではありません。」この言葉を、プレゼントを交換するクリスマスに思い起こさせてください。パレスチナでは、抑圧に対して解放を、不正義に対して正義を、戦争に対して平和を、死に対していのちを、人びとは待ち望んでいます。どうかわたしたちが世界中の抑圧されている民に解放という贈り物をあなたに倣って与えることができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞きいれてください#「インマヌエル」と題してエルサレムで12月23日に上演した劇の成功を受けて、サビール・エルサレム、「イエスの生まれ故郷の青年団(YJHP)」、および演劇制作チームは、ラマラで次の公演を行いました。あらゆる社会階層の人びと、少なくとも700人が観に来ました。劇は、キリストの誕生における「神が共におられる」という希望と共に、現在の状況における創造性に光を当てました。インマヌエル、わたしたちと共におられる神よ、クリスマスのメッセージをパレスチナの今の現実の文脈で伝えている人びとの努力と指導力を感謝します。聖霊によってメッセージをきいた人びとに力を与え、彼らを預言者的に、勇敢にならせてください。彼らが団結する力、回復する力を育てることができますように。希望のメッセージ、正義を求める呼びかけが、あらゆる場で、あらゆる方法で伝えられ、すべての人、すべての地に届きますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞きいれてください#現在、イスラエルの監獄には8800人のパレスチナ人がいます。内3291人は逮捕理由を示されずに拘留されています。逮捕者は、ジェニン、トゥルカルム、ナブルス、ラマラ、ベツレヘム、ヘブロン、トゥバスに集中しています。パレスチナ囚人協会(PPS)によると、メギドの監獄で、アブドゥル・ラーマン、23歳が酷い拷問を受けて死にました。イスラエルの監獄でパレスチナ人の囚人が亡くなったのはここ12週間で7人目です。憐れみ深い神よ、不当にも囚われているすべてのパレスチナ人を釈放し、彼らに正義を与え、彼らの名誉を回復してください。苦しんでいる彼らとその家族に希望と勇気を与えてください。虚偽の闇に真実を輝かせてください。不当監禁を行った者たちの責任が問われますように。すべての被抑圧者と抑圧者を悪がもたらす腐敗から癒やしてください。すべての人は程度の違いはあっても罪に苦しんでいるからです。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう神よ、イラン・イスラム共和国、イラク共和国、シリア・アラブ共和国に生きる人びとを覚えて感謝をささげます。紛争が続く中、また常に脅威の下にありながら、シリア、イラク、イランに留まっている人々の打たれ強さのゆえに。多くの人々に届けられてきた救援物資、援助のゆえに。これらの国々から逃れてきた難民が新たな生活を築くことを助けた人々のゆえに。平和、正義、和解の実現のために働き続けてきた人々のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。これらの国々を戦場にして荒廃させている大国間の紛争が止みますように。これらの国々に生まれている、平和、すべての人の益、すべての民の人権を追求する政治指導者たちのために祈ります。すべての関係者が受容できる正義に立つ平和をもたらすような政策を国際社会が追求しますように。これらの国々から追い出され、あるいは逃れ出て、安全と幸せを切実に求めている人々がもっと迎え入れられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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