Tuesday, January 16, 2024

Japanese Wave of Prayer, 15th-19th of January, 2024

 ※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。

#先週、国際司法裁判所(ICJ)は、ガザとの戦争でイスラエルがジェノサイド(民族虐殺)を犯しているという訴えを受け、双方の弁論を聞く公聴会を開きました。12月に南アフリカが訴えを起こし、停戦を求める世界の人々の声を受けて複数の国が支持しました。10月7日以来、2万3千人以上のパレスチナ人が殺害され、他に何千人も負傷しました。国連高官はガザを「子どもたちの墓場」と呼びました。真実の神よ、どうか真実が明らかにされ、国際法が履行されますように。真の変化は道徳的、霊的な変容が必要であることを覚えます。路上でも国際司法裁判所でも、あらゆる場で、即時停戦を求める声、不正義の責任を問う声をもっと多くの人が上げますように。主よ、パレスチナの人々に政治的な愛を示している南アフリカの美しい連帯を感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#1月12日、「インマヌエル」と題した劇のエルサレムとラマラでの公演の成功を受けて、サビール・エルサレムは、「イエスの生まれ故郷の青年団(YJHP)」、および演劇制作チームと協力して、ベツレヘムでも劇を公演しました。およそ300人が観劇しました。パレスチナ人クリスチャンはキリストの受肉を今の現実の文脈で理解する取り組みをしており、この劇はそれを代表するものです。インマヌエルよ、聖霊が愛、解放、正義、堅忍不抜についてのメッセージを分かち合うために創造的に働いておられることを感謝します。これらの劇の公演を実現した人々の懸命な働きをあなたはご存じです。どうか彼らを報いて、抑圧の構造に対する彼らの創造的な抵抗を強め、権力ある者をその座から引き降ろし、被抑圧者を高く上げられる受肉されたキリストを真に証しすることができるようにしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#イスラエルは、前回ガザを攻撃したときには東エルサレムでの住居取り壊しを「緊張を和らげるために」控えました。しかし、今回は、10月以来、6割増しのペースで行っています。さらに、ナカブ(ネゲブ)砂漠のイスラエル政府が認知していないベドウィン族の村々でより多くの住居取り壊しを行っています。嵐の避けどころであられる愛に満ちたもう神よ、すべてを失った人々に自分たちは忘れられていないことを教えてください。人々の必要を満たしてください。取り壊された住まいに換え、自由な地に新しい住まいを与えてください。すべてのパレスチナ人に日ごとの糧を与え、悪からお救いください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#1月13日、パルアクションズと名付けられたサビールのプロジェクトで、24時間のオンラインキャンペーンが行われました。連帯のメッセージや即時停戦と国際法の履行を求める提言が分かち合われ、ビデオが掲載されました。このプロジェクトは、パレスチナにおける正義を求める運動に参加したり、支えたりするためのグローバルな情報源にすることを目的としています。正義の神よ、「主は霊です。そして、主の霊のあるところには自由があります」という使徒聖パウロの言葉を思い起こします(Ⅱコリ3:17)。主よ、誰であれ、どこにおいてであれ、愛によって自由を求めて闘うところにはあなたの霊があることを信じます。解放を求める闘いの中であなたの臨在を悟らせてください。パルアクションズがあなたの愛を表す器として用いられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#セーブ・ザ・チルドレンの新しい報告によると、ガザでは100日間の戦争で子ども人口の1%にあたる1万人以上の子どもが殺害されました。生き延びている子どもたちも、言葉にできないような恐怖を経験しています。生活が変わらざるをえないような怪我、火傷、病を負ったり、適切な医療を受けられなかったり、家族や愛する人を失ったりしています。平和の神よ、あなたはわたしたち一人ひとりをあなたのかたち、似姿に創造されました。あなたはいのちの歌と旋律によってわたしたちを力づけてくださいます。ガザで殺害されたどの子どももあなたの愛から失われたのではないことを、わたしたちの信仰において思い起こさせてください。あなたは憐れみ深い方、かれらの痛みと苦しみを、笑いと喜びにかえてくださいます。わたしたちが生きているかぎり、死んだ子どもたちも生きるでしょう。わたしたちがかれらのことを思い起こし、かれらが失われたことを証しするので、今やかれらはわたしたちの一部だからです。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#10月7日以来、世界中のサビールの友がパレスチナ・イスラエルにおける正義を訴えて熱心に活動してきました。街頭デモを行ったり、ビジルを守ったり、署名活動を組織したり、声明を出したり、ウェビナーを開催したり、イベント開催に協力したり、そのための資金を集めたりしてきました。それは、暗い時代に証明される友情の力がどのようなものであるかを物語っています。被抑圧者の神よ、友人たちの美しい連帯を感謝します。どうかわたしたちがパレスチナの解放、正義、平和を求める闘いにひとつの家族として力を合わせて取り組めるようにしてください。被抑圧者に力を与える正義に真に仕える者になるように、友情を深め、チームとして取り組めるようにしてください。サビールのビジョンを掲げ、そのミッションのために働いて、サビールの働きを広めることができるように、主よ、助けてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう神よ、バーレーン王国、クウェート国、オマーン国、カタール国、サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦(UAE)、イエメン共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。この地域で何千年も持ちこたえてきた太古からの文化、宗教のゆえに。民族間の紛争、テロリズムのただ中で平和を追求し続けている人々のゆえに。信仰を表現すること、他者と共に働くことにおけるイスラム教徒の忠実さのゆえに。しばしば差別を受ける少数者の境遇にありながらも信仰を実践しているキリスト者のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。基本的な自由と人間の尊厳を奪われているこれらの国々の女性たち、その他の人々のために祈ります。宗教の帰属意識を過激主義的な政治目的のために不当に利用、誤用する者たちのために祈ります。石油その他の自然資源がすべての人のために賢明に利用されますように。法の支配、社会的正義、信教その他の自由に基づく安定した民主的な社会が現れますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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