#2019年11月8日金曜日に行われた第82回帰還大行進で、平和的に抗議していた人々に向かってイスラエル軍が発砲し、43人の子ども、1人の女性、1人の救急隊員を含む、104人のパレスチナの市民が負傷しました。イスラエル軍は過剰な武力行使を続けていて、41人が実弾で撃たれました。内2人の子どもは重症です。他にも多くの人が上半身にゴム弾や催涙弾を受けて負傷しました。
主よ、正義と平等を求めてデモを行っているすべての人々のために引き続き祈ります。「義に飢え渇く人々は、幸いである。その人たちは満たされる」と言われたイエスの御名によって祈ります(マタイ5:6)。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください。
#今週、非暴力行動クミ・ナウは、メノナイト・パレスチナ・イスラエル・ネットワーク(MennoPIN)の働きを覚えます。MennoPINは占領下パレスチナにおける家屋破壊について啓発活動を行っています。イスラエル政府はパレスチナ人の建築許可申請に対して、その2%しか認めていません。家屋が許可なく建てられると、その破壊を要求します。また、家屋破壊はイスラエル政府へのあらゆる反抗に対して集団的懲罰としても使われています。そのような嫌がらせは国際法に照らして違法であるという判決が出ています。
主よ、自分で自分の家を壊すこと、さもなくばイスラエル政府に取り壊し費用を払うことを強制されているすべての人々のために祈ります。どうかこの非人間的な政策が止められますように。パレスチナ人が自分の家族のために家を建てる権利を認められますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#11月5日火曜日、イスラエル高裁は、ヒューマン・ライツ・ウォッチの現地ディレクターを国外退去処分にする政府の決定を認めました。米国の市民、オマール・シャキールは、ボイコット運動を支持した容疑で、20日以内に帰国することを求められました。2017年にできた法律によって、イスラエル政府は占領下西岸地区にある入植地のボイコットを支持する者の入国を拒否したり、ビザの更新を拒絶したりできます。
主よ、イスラエルでヒューマン・ライツ・ウォッチのために働く人々のために祈ります。どうか彼らが誠実な証人として行動を続けますように。真実を語る彼らを黙らせようとする企みが砕かれますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#イスラエル当局は2ヶ月間にわたって行政拘留していたヨルダンの市民2人を釈放しました。ヒバ・アル=ラバディとアブドゥル・ラーマン・ミリは、11月6日水曜日、キング・フセイン・ブリッジを渡ってヨルダンに戻りました。イスラエルとヨルダンは25年前に平和協定を結んでいますが、彼らの逮捕で関係が悪化しています。
主よ、ヨルダン当局の介入によってヒバとアブドゥル・ラーマンが釈放されたことを感謝します。多くのパレスチナ人が司法に頼る手段のないままに何年にもわたって行政拘留されていることを覚えます。どうかイスラエルのこのような拘留の制度がなくなりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#11月15日金曜日、サビールは女性の活動を記念する日をまもります。パレスチナの女性が集い、キリスト教の祝祭で使われてきた伝統的なレシピーで料理をします。
主よ、どうかサビール女性の日が、伝統的料理の知識を分かち合う女性たちのよき交わりと喜びの日となりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#サビール・ナザレは、退職するヴァイオレット・コーリーの働きを讃える会を計画しているところです。彼女がナザレでパレスチナ人クリスチャンとして1948年以後のイスラエルで二級市民として見られながら育った経験を多くの訪問者が聞いて、心を動かされてきました。彼女は多くの困難を乗り越え、薬理学をエルサレム、ローマで学び、薬局を開きました。彼女は信念をもった強い女性であり、懸命に働いて家族を養い、また長年にわたってサビールの働きを支えてきました。ヴァイオレットはサビールの総会に出席する予定です。
主よ、ヴァイオレット・コーリーのサビールへの貢献を感謝します。彼女が受けた賜物のゆえに、またそれを人助けのために彼女が用いてきたことのゆえに感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#11月15日はパレスチナの独立記念日です。残念ながら、1988年に国家樹立が宣言されてから31年経った現在も、独立は現実になっていません。
主よ、パレスチナが実際に独立を享受できるように正義に立つ平和をもたらすための働きをしている人々、諸団体のゆえに感謝をささげます。どうかこの地に変革と解放をお与えください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう
神よ、アオテアロア/ニュージーランド王国, オーストラリア連邦に生きる人々を覚えて感謝をささげます。これらの地と海の美しさのゆえに。自然環境との間に人々が享受している特別な関係のゆえに。先住諸民族が長く保ってきた独自性と文化的慣習のゆえに。新移民を迎えることについて、先住諸民族が政治的影響力を持つようになっていることのゆえに。高度に世俗化した社会の無関心の中で、諸教会が教派を超えて共に証し、働いてきたことのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。どうか、多宗教化、多文化化が進む状況にあって、理解の架け橋を築くために、教会に想像力、スキル、実行力が与えられますように。壊されやすい大地、海、自然資源が注意深く保護されますように。貧しい人々、片隅に追いやられている人々、財産を奪われた人々、ことに先住諸民族の正義のために倦むことなく働く人々のために祈ります。これらの国々に難を逃れる場所、新しい生活を始める場所を求める人々のために祈ります。かれらを支え、助けている人々のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
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