Japanese 18/9/2014

愛に満ちた神よ、今週、ガザでは24万人の子どもたちが国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）が運営する学校に戻って、開始の遅れた新学年度に入ります。これら多くの学校は、たくさんの人から住む場所を奪ったイスラエルによる50日間の攻撃の間、避難所になっていました。主よ、UNRWAが身体面のサポートとレクリエーションに焦点を当てて教育面における救急対応を始めるにあたり、どうかみ光をもって教育者たちを照らし、ガザの子どもたちに家族と未来のための新たな希望をお与えください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。

恵みに満ちた神よ、9月21日に始まる「パレスチナとイスラエルのための世界平和週間」のために祈ります。どうかこの平和週間の間、イスラエルで収監されているパレスチナの政治的囚人のため、またパレスチナの不法な占領を終わらせるために、祈りと教育と提言活動に取り組む教会と人々と共にいてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。

イスラエル政府は、エルサレム東方の地域から、先祖代々そこで暮らしてきた12,500人のベドウィン族の人々を強制的に退去、移住させる基本計画を明らかにしました。これはベトウィン族との協議なしに、またイスラエルの最高裁の勧告に反して決定されました。ベドウィン族は長年にわたって許されざる差別を被ってきました。どうか、この不正な計画が実行に移されませんように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。

主よ、今週行われるサビールのプログラムのために祈ります。若い女性のグループのハイファへの旅行、エルサレムでの女性の集い、ドイツ、フランス、スウェーデンからのサビール・ナザレへの訪問を祝福してください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。

主よ、サビールの暫定事務局長としてウィリアム・ロバーツ司祭を与えられたことを感謝します。彼がサビールの働きに新たなる情熱と力をもたらしてくれることを、長い選考期間を過ごしてきた私たちは心待ちにしています。知恵に満ちた神よ、どうかロバーツ司祭とサビールの理事会、スタッフ、ボランティアを祝福して、サビールのこの胸躍る新章に備えさせてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。

※ ウィリアム・ロバーツ司祭：カナダ聖公会の司祭で、サビールの友・カナダの事務局長を務めてきた。ブリティッシュ・コロンビア州スコーミッシュの聖ヨハネ教会を2014年10月末で離れ、11月から2年間の任期でサビールの事務局長に就任する。