Thursday, July 14, 2016

Japanese 14/7/2016

# 十二年前の7月9日、国際司法裁判所(ICJ)は、西岸地区でイスラエル国が建設した壁の合法性について国連総会の諮問を受けて、助言的意見を出しました。ICJは、ガザ地区および東エルサレムを含む西岸地区のすべては「占領されたパレスチナの領土」であり、イスラエル国が建設した壁、そして入植地は、ジュネーブ第4条約(戦時における文民の保護に関する1949年8月12日のジュネーヴ条約)に違反することを認めました。イスラエル国はICJの意見を無視し続けています。
主よ、壁の建設が続き、イスラエル国によるパレスチナ人の移動の制限は強くなるばかりです。どうかイスラエル国が国際法をこのように侮蔑的に扱うのをやめさせてください。
主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください
# 10年以上にわたる裁判の末、昨年5月、イスラエル高裁は、イスラエル国がネゲブ砂漠のアラブ人の村アティルとその近くのウム・アル=ヒランを取り壊すことに法的正当性を認めました。アティルはユダヤ人入植地ヤティルの植林地の一部になり、ウム・アル=ヒランはユダヤ人入植地ヒランになります。今、イスラエル国はこれら二つの村を撤去する準備をしています。
主なる神よ、裁判所は正義を示さず、人々を裏切りました。子どもたちは、これが村での最後のゲームになるのではないかと恐れながら、ウム・アル=ヒランとアティルの広場で遊んでいます。大人たちは集って、それが自分たちの村の木々の下で一緒に飲む最後になるかもしれないコーヒーを飲んでいます。どうか村人たちに耐え抜く力をお与えください。どうか勇敢なる預言者的な声を大きく響かせ、これらの村が破壊されることを許さないでください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# イスラエル国会の憲法法務司法委員会は、アラブ人クリスチャンを兵役に就かないように説得した者、あるいは兵役に就いているアラブ人クリスチャンを軍務を放棄するように説得した者に、禁固刑を科す法案を承認しました。また、イスラエル国会は、賛成57票、反対48票で、いわゆる「NGO法案」を通しました。この法は、資金を主に外国政府から得ている非政府組織に特別な報告を課すもので、人権団体が標的にされていると批判されています。
主よ、あなたは平和をつくる者を祝福し、あなたの子と呼ばれるであろうと約束されました。愛する神よ、あなたは正義のために迫害される者を祝福し、天のみ国を継ぐことを約束されました。み国に住み、あなたの子となることには代償が伴います。どうかわたしたが、あなたへの忠実をまもり、その代償を払う勇気を持つことができますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# パレスチナで第12学年を終える生徒たちが受ける国家試験タウジヒの結果が発表されました。過去に比べて、素晴らしい成績でした。その成績で大学入学の成否が決まるため、タウジヒは生徒にとってもその家族にとってもとても大きな心理的負担の源です。イスラエル軍の監獄では、今、1061人のパレスチナ人囚人がタウジヒを受けています。
よい成績を収めて祝っている何千人もの若者たちのために、また目標を達成することのできなかった生徒たちのために祈ります。どうかパレスチナの生徒たちに、自分の受けた教育を地域社会をよくするために用いさせてください。自分たちが生活している社会を強めるために用いさせてください。
主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください

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