Thursday, July 7, 2016

Japanese 7/7/2016

# パレスチナ人、イスラエル人の双方が、卑劣な暴力の標的にされ続けています。15歳のパレスチナ人の少年ラファット・バドランがイスラエル兵によって「手違い」で撃たれ、殺されました。家族と共に旅行から帰る途中でした。パレスチナ人の若者が13歳のイスラエル人の少女ハレル・ヤッファ・アリエルを刺して、殺しました。西岸地区の違法入植地の家で寝ているところでした。ダウン症の23歳のパレスチナ人の若者アリフ・ジャラダッドがイスラエル兵によって撃たれ、殺されました。その兵士は殺害の後、振り返ることもなく逃げ去りました。
主よ、イスラエルによる占領が憎しみ、暴力、恐怖を糧にして続く一方で、無辜の者たちがその代償を払い続けています。おお主よ、どうかわたしたちに力を与えて、人間の中の闇に力を与えるこの邪悪なる占領を終わらせることができるようにしてください。この地の人々を助け、悪によって制せられず、善によって悪に打ち勝つことができるようにしてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# モロッコの市民であるユダヤ人のシオン・アシドンが、占領下西岸地区で栽培されたナツメヤシの実のボイコット・キャンペーンを始めました。また、エチオピア生まれでイスラエルの著名な女優でありモデルであるタフニア・ルベルが、あるインタビューを受ける中で、エチオピア系およびアラブ系のイスラエル市民に対するイスラエル政府の差別的な政策を勇敢にも非難しました。バール・カツネルソン基金の報告によれば、SNSで彼女に対する暴力的な投稿が続いています。
主よ、正義のために働き、権力に向かって真実を告げるすべての人々のゆえに感謝します。どうか、あなたの愛によってつくられる世界のビジョンをお与えください。正義によって平和が建設され、愛によって正義が導かれる世界のビジョンを。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 今週、パレスチナおよび世界中のイスラム教徒は、ラマダン月の終わりを画する大きな祭り、イード・アル=フィトルを祝います。しかし、この1週間、イスラム教徒が多数をしめる国々、トルコ、バングラデシュ、イラク、サウジアラビアでは数多くのテロ攻撃がありました。
どうか、この祝祭の時が、聖地と世界中のイスラム教徒の人々に平和と落ち着きをもたらしますように。また、テロの犠牲になった人々とその家族を覚えて祈ります。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# イスラエル当局は、占領下の西岸地区と東エルサレムに新たに800軒の入植者の住居建設を認めました。中東カルテット(国際連合、欧州連合、米国、ロシア)がイスラエルに対して入植地建設をやめるように呼びかける報告書を出したところでした。
主よ、イスラエル政府の横暴はいらだたしいものですが、わたしたちは希望を失うことを拒みます。正義の神よ、違法な入植地がこの地域とパレスチナの人々に与えている打撃を世界の人々が理解し始めていることを感謝します。この紛争の只中で、どうか共にいて、み光を与えてください。善き主よ、どうかわたしたちを助け、闘い続けるための力を見いだせるようにしてください。
# 先週金曜日、イスラエル人入植者の家族が乗る車がパレスチナ人戦闘員による銃撃を受け、父親が死に、母親と子どもたちが負傷して、車はコントロールを失ってひっくりかえりました。彼らは、たまたま銃撃のあったすぐ後に通りかかったパレスチナ人の若者に助けられました。彼は2007年に投石の容疑で7ヶ月間、監獄に入れられたことがありました。
主よ、わたしたちは、あなたの地にあって、よきサマリア人の話を読み、省み続けます。互いの間にある違いによって自らの人間性を損なうことのない人々のゆえに感謝します。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください

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