Thursday, February 23, 2017

Japanese 23/2/2017

# 去る日曜日の朝、占領下西岸地区のベドウィンの村カーン・アル=アフマルの小学校をイスラエル軍が包囲して、破壊命令を通知しました。この小学校は2009年にイタリアのNGOヴェント・ディ・テラ(地球の風)の支援で、中古タイヤ等を建築材に用いるエコロジカルな方法で建てられました。
主よ、カーン・アル=アフマル小学校の生徒、先生、職員に、勇気と揺らがぬ力をお与えください。他には選択肢もない生徒の親たちのことも覚えます。主よ、どうか、学校ががれきの山にされず、残されるように、昼夜働きかけを続けている善意の人々と共にいてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 占領下東エルサレムのシルワン地区で、13人家族が追い詰められて自分の家を取り壊し、住む場所を失いました。エルサレム市当局からの過剰な懲罰を避けるためでした。占領下に暮らすパレスチナ人が住宅建設を認可されることはほとんど不可能です。そのために認可なしに家を建てざるをえません。それは抵抗の行動です。
主よ、あなたの町、エルサレムの民は、イスラエルの占領によっていたぶられ、苦しめられています。シュウェイキ家の人々のために祈り、そのいたみを覚えます。どうか住む場所をなくした彼らを慰めてください。彼らは自分たち自身の手によってではなく、イスラエルの邪悪なる差別的な占領政策によって家を失ったのです。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 先週金曜日、ビリン村での民衆蜂起12周年を記念して、占領下パレスチナ領のビリン、ベイト・ジャラ、ジャバリア、ニリン、カフル・カッダムで、イスラエルの入植地と分離壁に抗議するデモが行われました。ビリンは、イスラエルの占領政策に対する非暴力的な抗議行動がもっとも盛んなパレスチナの村のひとつです。
主よ、絶望の只中にあっても、何千人もが不正なる支配の力に抵抗し続けています。多くの人が倒すことが不可能と考えている敵に対して勇敢に立ち向かい続けている諸団体、指導者、地域住民、そして諸外国の支援者に感謝します。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 先週、米国で、15のキリスト教団体が、イスラエル・パレスチナ間の平和、正義、平等のための政策をとることを求める説明文書を全連邦議員とトランプ政権に送りました。(※ 福音ルーテル教会、合同教会、合同メソジスト、長老派、改革派など、主立った教会が名前を連ねている中で、聖公会が入っていないのが残念です。

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