# 先週、イスラエル人権団体ベッツェレームが、ヘブロン市でイスラエル軍が8歳のパレスチナ人の子どもを虐待する様子を撮った動画を公開しました。近くの違法なイスラエル入植地に向かって石を投げた疑いで、一緒に投げた他の子どもを特定しようとして、軍が裸足の男の子を引きずっていくところが写っています。目撃者は、「男の子がなくしたおもちゃを探して自分の家の周りを裸足で歩き回っていたところを、15人以上の兵士がやってきて捕まえていった」と話しています。
主よ、占領の悪霊どもが若いイスラエル兵に力を及ぼし、人間性を失わせています。非人間的な軍の命令のつけを負わされ、心に傷を受けた子どものために祈ります。子どもたちが平和のうちにおもちゃを見つけることができるように、残忍なイスラエルの軍事占領を終わらせようと懸命に働いている人々のために祈ります。
主よ、御憐みにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 先週、エルサレムで、イスラエルの警察官が複数のパレスチナ人を襲って、けがを負わせました。パレスチナ人のトラック運転手、マゼン・シュウェイキさん、50歳が、トラックを不注意で車にぶつけてたところ、乗っていた平服の警察官が出てきて、マゼンさんを言葉でなぶり、身体に暴力をふるう様子を、目撃者が撮影しました。約2分間の動画を見ると、警察官が頭突きし、平手打ちし、殴り、下腹部を蹴って、マゼンさんを跪かせています。
主よ、邪悪なる占領が与える屈辱と暴力は度を越しています。どうかエルサレムとそこに住む人々に揺るがされることのない心をお与えください。あなたの霊をもってパレスチナの人々を照らし、怒りを努力に変え、あなたの驚くべきご復活の都に約束された平和をついに成し遂げることができるようにしてください。
主よ、御憐みにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 3月30日、木曜日は、1976年にイスラエル領内でパレスチナ人が土地を没収されたことを覚える、土地の日です。この日、イスラエルのパレスチナ人市民が何千エーカーもの土地が没収されたことに抗議してデモを行って、6人が殺害され、何百人もが負傷しました。将来建設されるべきパレスチナ国の境界線は侵され続けており、41年後の今日も、この日は忘れられることなく、イスラエルとパレスチナで覚えられています。
すべての人の神よ、過去に犯された過ちが今日も犯され続けています。近い将来に事態が変わると信じるのが困難になっています。土地の日を記念し、この日に起こったことを思い起こす中で、どうか前に進む道があると信じらられるようにしてください。権力を持つ者たちに勇気を与えて、この不正義を非難させ、とうに実現されているべき平和のために働かせてください。
主よ、御憐みにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 今週金曜日、サビールはベツレヘムの孤児院の子どもたちのためにイースターの卵探しを催します。90人以上の子どもたちが参加する予定です。晴れた暖かい日になると予報されています。
神よ、子どもたちと喜びと幸せを分かつ機会を与えられたことを感謝します。どうか共にいてくださって、しばしの間、争いを忘れさせ、イースターのもたらすよき知らせに喜ぶ時としてください。
主よ、御憐みにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
No comments:
Post a Comment