Thursday, March 9, 2017

Japanese 9/3/2017

今年でバルフォア宣言から100年になります。この宣言のために、パレスチナ人は土地、財産を奪われ、不正義、苦しみを被ることになりました。ただ振り返るだけの年にはしないようにしましょう。今週開催される第10回サビール国際会議によって、2017年を聖書でいうヨベルの年にしようではありませんか。土地とそのすべての住民の自由の回復が宣言される年にしましょう。ヨベルの年のビジョンに励まされ、2017年を歩を前に進め、イスラエルによる占領と過激主義を乗り越える転機の年にしましょう。
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。どうか、この年を、パレスチナのための時としてください。パレスチナ人に正義が与えられる時としてください。
主よ、御憐みにより、わたしたちの叫びを聞き入れてください
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。どうか、この年を、聖地と呼ばれるこの土地で、人のいのちが大切にされる時としてください。傷ついた魂の癒しが始まる時としてください。100年以上続く紛争、抑圧、恐れが終わる時としてください。占領からの解放の時としてください。
主よ、御憐みにより、わたしたちの叫びを聞き入れてください
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。どうか、この年を、平等な権利が実現される時としてください。差別、分離、移動の自由の制限がなくなる時としてください。壁や柵は、それを建てようとする者が所有する土地に建てられる時としてください。他者の共同体の土地をブルドーザーで整地して、そこに自分たちの家を建てるようなことがなくなる時としてください。二重基準がなくなる時としてください。
主よ、御憐みにより、わたしたちの叫びを聞き入れてください
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。どうか国際社会が70年以上にわたって国連で採択されてきた諸決議を実行する時としてください。70年以上にわたって難民生活を強いられてきた人々に帰還の権利が認められる時としてください。パレスチナ人の民族自決権が認められる時としてください。
主よ、御憐みにより、わたしたちの叫びを聞き入れてください
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。どうか、この年を、巡礼者が分離壁によって監獄化されているベツレヘムをはじめとするパレスチナの町々を訪ねる時としてください。快適な生活を享受するユダヤ人入植地の現実と、絶望の中にあるパレスチナ人難民キャンプの現実が、知られる時としてください。50年以上占領下に生きてきた民が、世界中の人々の連帯をこれまで以上に感じられる時としてください。
主よ、御憐みにより、わたしたちの叫びを聞き入れてください
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。どうか、この年を、恥ずべき集団的懲罰が告発され、それがどのような形でも行われなくなる時としてください。市民に対する暴力が公然と否定され、市民の安全が守られるようになる時としてください。イスラエルがパレスチナ人の囚人を開放する時としてください。ガザ、西岸地区、東エルサレムに住む人々が再び一つとなる時としてください。当事者全てが国際人道法、人権法に従うようになる時としてください。
主よ、御憐みにより、わたしたちの叫びを聞き入れてください
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。どうか、この年を、東エルサレムがパレスチナの首都になり、エルサレムが共同で統治されるようになる時としてください。イスラム教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒が、制限されることなく聖所を訪ねることができるようになる時としてください。この地のオリーブの木々が繁茂し、齢を重ねられるようになる時としてください。
主よ、御憐みにより、わたしたちの叫びを聞き入れてください
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。どうか、この年を、権力に向かって真実を告げる時としてください。不正義をめぐる沈黙が破られる時としてください。平和の年としてください。パレスチナのための年としてください。
主よ、御憐みにより、わたしたちの叫びを聞き入れてください

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