Sabeel Wave of Prayer 2021/11/11
#今週の非暴力行動クミ・ナウのオンラインの集いでは、反セム主義をはじめとする様々な人種主義にどのように立ち向かってわたしたちの生きる社会に癒しと和解をもたらすことができるかを考えました。
※ https://kuminow.com/antisemitism/
11月16日火曜日のオンラインの集いでは、パレスチナの子どもたちの人権に焦点を当てます。11月20日土曜日に「世界子どもの日」が祝われますが、パレスチナの子どもたちは人権を無視され、他の国や、すぐ近くのイスラエル人入植地やイスラエルの子どもたちが享受しているような機会を奪われています。
主よ、パレスチナの多くの子どもたちがイスラエルの占領下で暴力に苦しんでいます。住まいや学校が破壊されるのを見たり、毎年何百人もが逮捕され、家族から引き離されて裁判や勾留に耐えています。どうかイスラエルによる占領を終わらせてください。パレスチナの子どもたちの人権の蹂躙を終わらせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#ラテン・エルサレム総大司教ピエールバッティスタ・ピッツァバッラ座下が、10月30日土曜日、聖地各地からカトリック信者をデイル・ラファットの聖堂に迎えて、世界代表司教会議(シノドス)第16回通常総会の教区フェーズの始まりを祝うミサで、この「旅」について次のように話されました。「第一に、わたしたちは、エマオの二人の弟子たちのように出発したいのです。第二に、わたしたちはそれを共に行いたいのです。教会として。共同体として。それゆえ、教区のすべての地域(ガリラヤ、パレスチナ、ヨルダン、キプロス)で、今この時に集まりが持たれていることは、素晴らしいことであり、重要なことであります。」そしてミサに参加した人々、パレスチナの人々、異なる背景、伝統を持つ移民、亡命希望者に、団結し、互いを知り合い、聖地のキリスト者として証しをするように励ましました。
主イエスよ、戦争と憎しみ、分離壁、占領、差別、恐れと排除のただ中で、わたしたちを教えて、正義と平和、赦しと和解の道具とならせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#英国のグラスゴーで国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が開かれました。パレスチナの諸団体も環境を守るための働きをしています。ベツレヘム大学のパレスチナ生物多様性・持続性研究所が、エルサレム南部にあるアル=マクール峡谷を開発から守り、生物多様性が失われることを防ぐための取り組みをしていることを感謝しましょう。
※ https://www.palestinenature.org/
主なる神よ、あなたは地とそこから生ずるものを広げ、あなたの創造されたものとわたしたちの生きる世界の世話を、自然と人の必要のバランスを取りながら、能う限りに行うことができるようにしてくださいます。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#ヘブロンの住民、ミクダド・アル=カワスミ(24歳)は、行政拘留を受けていることに抗議して、すでに103日間、ハンガーストライキを行っています。イスラエル当局は、行政拘留によって、逮捕理由を示さず、裁判なしに、パレスチナ人を3~6ヶ月間勾留することができます。その期間を更新することもできます。被拘留者は、処分の不当を訴えることができず、勾留理由の開示を求めることもできません。他の7人のパレスチナ人囚人と共に、ミクダドは彼らの置かれている窮状に注目を集めるために食を断っています。現在、544人のパレスチナ人が行政拘留を受けています。
愛する主よ、み前に行政拘留を受けているパレスチナ人囚人、ことにハンガーストライキを行っている人々のことを覚えます。どうかイスラエルの刑務所がかれらを釈放し、勾留処分を取り消しますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の事務局長フィリップ・ラザリーニは、支援諸国からの支援の減額によって機関がほとんど潰れかけていると警告しました。生活に必要不可欠なサービスをパレスチナ難民に提供しようと苦闘しているUNRWAは、見捨てられたという強い思いを持っています。英国は支援額は半分以上減らしました。今月ブリュッセルで開かれる特別会議でUNRWAは支援諸国に再考を求めます。
※ https://www.aljazeera.com/news/2021/11/8/unrwa-chief-seeks-funding-to-avert-financial-collapse
主よ、どうか世界の国々がUNRWAの基本財源の分担を続けますように。UNRWAはその仕事にパレスチナ難民の未来がかかっている何千人もの教師や保健医療従事者を雇用しています。UNRWAの働きがなければ中東の長期的な安定は危険に晒されることになります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#11月4日木曜日、フランシスコ教皇はパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領と会談を持ちました。教皇および同席したバチカン高官たちは、「直接の対話を再開することが絶対的に必要だ」と述べてイスラエルとの和平交渉の再開を強く促し、国際社会は「もっと精力的な努力をもって」それを助けるべきだと訴えました。
※ https://www.vaticannews.va/en/pope/news/2021-11/pope-francis-audience-palestine-president-abbas.html
主よ、イスラエルによるパレスチナの占領の終わりを切に願います。イスラエルとパレスチナが正義に立つ持続可能な平和に向けて対話と協働に取り組むことを、どうか世界の国々が助けますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#ガザ出身のアブダラ・ジルデがパレスチナ人として初めてインスティチュート・オブ・インカーネット・ワード(修道会)のメンバーとなりました。アブダラは、自分の司祭としての召命は神からの賜物であると信じて神と教会に仕えることを楽しみにしている、と述べています。
主よ、アブダラの召命を感謝します。きわめて困難な情況下を生きているガザのすべての人々のために祈ります。アブダラと共に願います。どうか休む場所も家もない多くの人々をお守りください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう
神よ、オセアニアの国々、アメリカ領サモア、クック諸島、フィジー共和国、フランス領ポリネシア(マオヒ・ヌイ)、カナキー(ニューカレドニア)、キリバス共和国、マーシャル諸島共和国、ミクロネシア連邦、ナウル共和国、ニウエ、パラオ共和国、パプアニューギニア独立国、サモア独立国、ソロモン諸島、トンガ王国、ツバル、バヌアツ共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。太平洋のこれらの島々に生きる民と文化の驚くべき多様性のゆえに。壮観な自然と海の生物のゆえに。これらの国々で教会が力強さ、忠実さにおいて存在感を持っていることのゆえに。気候変動が与えている影響に関する申し立てと証しのゆえに。それによって、70%以上が海に覆われているこの惑星で、すべての人間が同じ「船」に乗っていることを世界中の人々に思い出させていることのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。海面が上昇している中にあって、これら島嶼国を守る取り組みのために祈ります。地震、火山噴火、サイクロンの被害を受けた人々のために祈ります。核兵器実験、廃棄物投棄の影響に苦しんでいる人々のために祈ります。よい統治が行われますように祈ります。ことに先住民の文化の保護のために祈ります。それによって、貧困、飢餓に苦しみ、教育を受ける機会がなく、生計を立てることが困難な人々が助けられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
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