Tuesday, January 2, 2024

Japanese Wave of Prayer, 1st-5th of January, 2024

 #1月1日、グレゴリオ暦の新年が迎えられました。例年はパーティー、お祝い行事などを催し、喜びの歌を歌い、「新年の誓い」を立てたりして過ごします。パレスチナ人にとって2023年は現代史において最も多くの死者が出た年となりました。2万2千人近くがガザで、450人が西岸地区で殺され、何千人もが負傷しました。刻々と死者数、負傷者数は増え続けています。2023年は、死、強制退去、飢餓、疾病、トラウマの年として、パレスチナの歴史に血で染まった章を加えました。

復活されたキリストよ、あなたはパレスチナ・イスラエルの2023年がどれほどに酷い年であったかをご存じです。あなたは白リン弾が肌を焼くのを感じられ、地の惨めな民の深い嘆きを共にされました。新しい年を迎えるわたしたちを助けて、灰の中から立ち上がらせてください。主の慈しみは絶えることがなく、その憐れみは尽きることがなく、それは朝ごとに新しく、あなたの真実は尽きることがないからです(哀歌3:22-23)。わたしたちを助けて、2024年にこれまで以上に忠実な僕とならせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#死と虐殺の日々はすでに87日間続いています。ガザでは2万2千人以上が殺され、5万4千人以上が負傷しました。UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の事務局長フィリップ・ラザリーニはこの状況を「地上の地獄」と表現しました。瓦礫の下になっていたり、病気に感染したり、飢えたりして、さらに多くの命が失われるでしょう。ユニセフの報道官ジェームズ・エルダーは、ガザは子どもにとって世界で最も危険な場所であると述べています。※ https://www.france24.com/en/live-news/20231213-israel-under-pressure-from-allies-over-gaza-war※ https://www.unicef.org/press-releases/unicef-geneva-palais-briefing-note-gaza-worlds-most-dangerous-place-be-child生命の神よ、ガザで殺されたすべての人のたましいは、あなたが彼らにいのちの息を吹き込んであらしめたものです。ガザの状況は「地上の地獄」と描写されています。どうかわたしたちをあなたの天のみ国を行動によって証しする者とならせてください。あなたの愛をもってわたしたちを備えて、解放、正義、平和の道具としてください。失われたすべての魂、流されたすべての涙が、抑圧の悪を証し、わたしたちの内に癒やしをもたらす正義をもって悪に打ち勝つ激しい火を起こしますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#12月27日早朝、西岸地区にあるヌルシャムス難民キャンプでイスラエルのドローン攻撃によって少なくとも6人のパレスチナ人が殺されました。6人は16歳から29歳の若者で、イスラエル軍の攻撃を立って見ていたところでした。パレスチナ赤新月社は、イスラエル軍が救急車が負傷者のところに行くのを阻んだと述べています。被抑圧者の神よ、死者を悼む者、抑圧された者に、慰めと贖いの約束をお与えください。あなたの聖なる霊がパレスチナ人を解放へ、混沌から秩序へ、不正義から正義へ、人に顧みられない状態から誰からも認められる状態へと導いてくださる確信を与えて、彼らの死を悼み、彼らが常に被っている抑圧を嘆くわたしたちを立たせてください。パレスチナで、そして世界中で、抑圧の制度を終わらせることで、わたしたちがみ旨を地上で為すことができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#12月24日、クリスマスイブに、イスラエル軍はレバノンの歴史的由緒のあるデイル・ミマス修道院を攻撃しました。西暦1404年以来、崇敬を集めてきた場所です。12月26日、北イスラエルにあるパレスチナ人クリスチャンの村イクリットの教会近くに駐留していたイスラエルの兵士たちに向かって対戦車弾が撃ち込まれました。その結果、80歳の村人が負傷し、教会の建物が損壊し、複数のイスラエル兵が負傷しました。対戦車ミサイルはヒズボラが撃ったものであるとされています。聖なる神よ、教会建物などの聖所はあなたの愛を証しするだけでなく、わたしたちの持つ理解を超えて歴史を、文化を、意味を伝えるものです。教会、モスク、修道院など、聖所に対する攻撃で負傷したすべての人のために祈ります。ガザで教会やモスクなど、残っている聖所に避難している人々のかけがえないいのちを覚えて祈ります。主よ、聖地の生ける石(人々)と死せる石(建造物)をお守りください。主よ、御憐れみにより/わたしたたちの祈りを聞き入れてください#12月28日、30人あまりの覆面をした男たちがエルサレム旧市街のアルメニア人地区を襲撃しました。彼らはアルメニア人の聖職者や住民に石などを投げつけました。イスラエル警察が来るまで時間がかかりました。ここ2ヶ月間、アルメニア人地区は何度もこのような襲撃に遭っています。ユダヤ人投資家への土地売却がキャンセルされたためであると住民は考えています。※ https://www.facebook.com/photo?fbid=122149137320031647&set=a.122112254282031647力を与える神よ、4世紀以来のエルサレムにおけるアルメニア人の存在を守ろうとしているこの地区の勇敢な人々とArQ運動(Save theArmenian Quartermovement)のゆえに感謝をささげます。土地取引であれ暴力事件であれ、どんな腐敗もあなたの正義によって責任を問われることを信じます。どうかArQ運動が最近出した声明がトランペットのように鳴り響き、世界中で聴かれますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#イスラエルのメディアによると、先週、ベンヤミン・ネタニヤフ首相はガザのパレスチナ人を他国に「自主的に移住」させる計画を進めているということです。ネタニヤフはリクード党の国会議員との非公開会合でこのことについて述べました。リクードの国会議員ダニー・ダノン元国連大使は、複数の国々から金銭の支払いとの引き替えに受け入れる用意があるとの照会を受けたと話しています。※ https://www.israelhayom.co.il/news/geopolitics/article/15002089  https://www.yomiuri.co.jp/world/20231226-OYT1T50222/マリアとマルタの神よ、パレスチナの人々は言葉に出来ないような悪を見、これから起ころうとしていることへの大きな恐れを覚えています。1948年の悪夢に悩まされています。主よ、どうかパレスチナの民のため、神とかれらの生まれ育った地を真に証する抑圧された人々のため、かれらの抵抗と闘いを助けてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう神よ、エジプト・アラブ共和国、イスラエル国、ヨルダン・ハシミテ王国、レバノン共和国、パレスチナ国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の起源に関わる聖なる土地と遺跡のゆえに。聖地における平和と和解のために休むことなく働き続けている人々のゆえに。「パレスチナ・イスラエルにおけるエキュメニカル同伴プログラム(EAPPI)」のゆえに。自分の住む地に多くの難民を迎え入れ続けている人々のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。この地域を苦しめている紛争が止み、人々が平和と安全と互いへの尊敬の内に共に生きることができますように。解決を求めて倦み、幻滅してしまった人々のために祈ります。紛争を続けて人々を追い出すために宗教の違いが利用されるということがなくなりますように。すべての人のために正義と和解をもたらす勇敢な政治指導者が与えられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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