「知恵は巷に呼ばわり、広場に声をあげる。」(*1)私たちは、彼女(知恵)と共に、女性の身体を持つものに対する性的嫌がらせ、性暴力が続いていることを嘆き悲しみます。今週、レバノン、アフガニスタン、パレスチナで、耳目を集める強姦事件や殺害事件が幾つも表面化して、世界中の女性たちの多くが正義と発言権を求めて日々闘い続けていることを思い起こさせられました。女性に対して暴力を犯した者たちが、その行動の責任を問われますように。主よ、御憐れみによって、この祈りをかなえてください。
今週、パレスチナで、そして世界各地で式典が開催され、しょうがい者の賜物や才能に光が当てられました(*2)。パレスチナのしょうがい者の権利と諸問題に焦点を当てるために、またしょうがい者が共同体生活のすべての側面で統合されることで得られるものを増すために、身体的・精神的にしょうがいを負う活動家たちが組織した文化的イベントや政治行動に感謝します。社会がしょうがい者に対して敵対的でなくなるように、私たちは神の助けを求めます。私たちはかれらがしょうがいを負った状況に痛みを覚えます。第一次インティファーダに対するイスラエル軍の応答やガザでの「鉛の棺作戦」によって記録的な数のパレスチナ人が身体の麻痺を負ったのです。すべての市民が大切にされ、社会の障害がなくなりますように。主よ、御憐れみによって、この祈りをかなえてください。
今年も降臨節を迎え、イエス・キリストの来臨を祝うことができることを感謝します。今週わたしたちが発表したクリスマス・メッセージが、この休暇の季節に世界中で行動と対話を引き起こしますように(*3)。主よ、御憐れみによって、この祈りをかなえてください。
待つことは人と共にすることで楽になります。この降臨節にサビールのプログラムは共同で取り組まれます。エリコで開催される女性と聖職者のプログラムのため、またナザレでの女性の会合のために祈ります。参加者一人ひとりの信仰が共に旅する者によって励まされますように。主よ、御憐れみによって、この祈りをかなえてください。
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