Saturday, December 22, 2012

Japanese 22/12/2012

過激な入植者の暴力が、今週も、ナブルスとヘブロンで、またその周辺で続きました。聖歌隊のコンサートから帰るベツレヘム聖書大学の学生で満員のバスに、不法なユダヤ人入植者たちが石を投げつけました。2011年にパレスチナ人に対する入植者の暴力事件は50%も増えました。人々や農地をテロが襲い、多大な財産が損なわれました。今月だけでもラマラ、エルサレム、サルフィット近郊の三つのモスクに火が付けられ、人種差別的な落書きで埋め尽くされました。どうか、イスラエル政府が、こうした攻撃を可能にしたり、入植者が訴追されないように守ったりすのではなく、責任をもって暴力を止めさせますように。神が入植者の心を変えてくださいますように。主よ、御憐れみによって、この祈りをかなえてください。
今週初め、ハマスとイスラエル政府の捕虜交換の第二段階として550人の政治的囚人がイスラエルの牢獄から釈放されて、パレスチナの人々は喜んでいます。拘束されていた中には55人の子どもと6人の女性も含まれていました。どうか解放された人々が速やかに社会に溶け込むことができますように。賢慮が増し加えられますように。すべての政治的囚人が解放されますように。主よ、御憐れみによって、この祈りをかなえてください。
米国が主導したイラクでの戦争が14日に公的に終結されました。生と死のかけらを拾い集めなければならない全ての人々のために祈ります。9年間にわたり猛威を振るって数百万人の命を奪ったこの戦争の惨禍を目にして、私たちは嘆き悲しみます。まるで定かでない将来に直面し、不正義の戦争後の再建に取り組むイラクの人々のために祈ります。主よ、御憐れみによって、イラクの人々を顧みてください。
ローマ・カトリック、プロテスタント諸教会、アルメニア教会、正教会のクリスチャンが各々異なる日に祝うため、クリスマスの季節が続きます。イエスさまの誕生の祝いのために世界中から来る人々を迎えることができて光栄に思いつつも、多くのパレスチナ人は西岸地区を離れるための許可証を得られないために家族の再会が果たせないことを悲しく思います。主よ、御憐れみによって、引き裂かれている家族を顧みてください。

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