国連安全保障理事会がパレスチナ自治政府の閣僚ジアド・アブアインの死について調査を呼びかけました。ジアド・アブアインは、イスラエルの国境警備員に胸を突かれ、喉を掴まれ、そのすぐ後に亡くなりました。西岸地区の村トゥルムサイヤで、近くの過激派の活動拠点になっているユダヤ人入植地アデイ・アドに対する平和的抗議活動としてオリーブの木を植えるためにグループを連れてきていたところでした。正義の神よ、平和的抗議活動に対してイスラエルが暴力を用いることをやめさせてください。そのために、あまりにも頻繁にパレスチナの人々が傷つけられ、殺されています。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
先週、イスラエルの人権団体ゾフロット(Zochrot=想起)がネゲブのベエルシェバでイスラエルで初めての「国民真実委員会」を開き、70万人のパレスチナ人が故郷を追われた1948年のナクバ(大災厄)を経験したイスラエルの兵士とパレスチナのベドウィンの証言を聴取しました。どうか、この大惨事の歴史が誰の目にも明らかになって、国際法に基づいた恒久的政治的解決が和解への扉を開きますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
この夏の暴力の嵐の後、エルサレムのバス会社に勤めていた約100人のパレスチナ人運転手がユダヤ人過激主義者による襲撃を恐れて仕事を辞めました。パレスチナ人のタクシー運転手たちも攻撃されたり、ボイコットされたりしてきました。主よ、どうかエルサレムの町の緊張に日々直面しているパレスチナ人たちの暮らしをお守りください。経済的困難に加えて、身の安全まで心配せずともすむようにしてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
どうか恒例のエキュメニカル・クリスマス晩餐会が地域の人々にとって楽しいひとときとなりますように。また、青年たちのクリスマス会をはじめとするナザレでのプログラムを、どうか祝福してください。機関誌『コーナーストーン(隅の親石)』を発行できたことを感謝します。今号では占領と攻囲の下でパレスチナ人が直面している危機的な公衆衛生の問題に焦点を当てました。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください
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