Thursday, December 11, 2014

Japanese 11/12/2014

ベツレヘムに近いクレミサン峡谷に関するイスラエル高裁の判決が近く出ます。判決によっては、サレジオ会の土地、学校、僧院、ワイン醸造所が、分離壁によって失われかねません。分離壁が計画通りに作られれば、その75%が西岸地区から不法にも切り離され、エルサレム側に併合されて、近くのユダヤ人入植地がさらに拡張されることになります。正義の神よ、二国家解決案の実現をさらに困難にするこの不法な土地の横奪を止めてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
主よ、今週、国際刑事裁判所(ICC)がパレスチナのオブザーバー資格を公式に認めたことを感謝します。常設の国際戦犯法廷へのパレスチナの参加に一歩近づきました。また、フランスの議会が圧倒的多数でパレスチナを国家として承認したことを感謝します。800人以上のイスラエルの学識者がヨーロッパ諸国にパレスチナを国家として承認し、民族自決権を認めるように呼びかけています。神よ、どうかヨーロッパの議会がこの呼びかけに耳を傾け、応えますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
今週、ベツレヘムやラマラ、その他のパレスチナの町々で、クリスマス・ツリーの点灯式が行われ、地域の全住民が楽しみました。イエス・キリストの生誕を祝うために聖地を訪れている多くの巡礼者たちも参加しました。アドベントと神の愛について黙想しつつ、巡礼者たちが自分たちを取り巻く現実に、イスラエル国による占領と抑圧でパレスチナ人が苦しんでいることに、目を開かれるように祈ります。どうか、あなたの愛が暗闇に光をもたらしますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
主よ、12月19日に催す恒例のエキュメニカル・クリスマス晩餐会の準備のために引き続き祈ります。また近くエルサレムで開催される理事会、および、ナザレで行われる、メルキート教会のジョージ・バクーニ主教を迎えて行われるイベント、カトリック教会のエリ・クルツム神父を迎えて行われる女性たちのアドベントの集いのために祈ります。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。

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