新しい一年の始まりにあたり、私たちは時間を取って、過ぎし年の出来事を思い起こします。様々な困難、悲劇、苦難が、ことにシリア、イラク、ガザ、西岸地区、エルサレムのことを考える時、生々しく思い出されます。主よ、どうか私たちがあなたから日々賜っている憐れみと恵みを、そして平和の約束を思い出させてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
2014年は国連の「パレスチナ人民と連帯するための国際年」でした。しかし、二年以内にイスラエルによるパレスチナの軍事占領を終わらせるという決議を国連安全保障理事会が通すことに失敗して終わりました。イスラエルはパレスチナ自治政府に支払うべき数百万ドルの税収を差し押さえています。イスラエルはこれを、パレスチナが非暴力的、合法的に国際刑事裁判所(ICC)の加盟国となったことに対する集団的懲罰として行っているのです。憐れみ深い神よ、どうか国際社会が政治的意思を持ち、力に向かって真実を語り、正義と平和のために立ち上がって、真にパレスチナの民と連帯しますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
今週、パレスチナ・イスラエルの天候は厳しく冷え込んで雪も降る見込みです。この時にあって、住まいを破壊されて逃げ場のないベドウィン族の兄弟姉妹、昨夏のイスラエルによる大規模軍事攻撃のために住まいを追われ、家を失い、住居といえないような場所で暮らしているガザの兄弟姉妹のことを覚えます。主よ、どうか嵐に耐えることができるように、彼らにあなたの力をお与えください。彼らが暖が取れるようにしてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
主よ、今週祝われた正教会のクリスマスを祝福してくださったことを感謝します。新年にサビールのプログラムをまた新たに始めるにあたって、どうか導きをお与えください。あなたからの励ましを受け、私たちが活動、働きを創造的に為すことができますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
No comments:
Post a Comment