Thursday, January 22, 2015

Japanese 22/1/2015

先週、国際刑事裁判所(ICC)はパレスチナ領におけるイスラエルによる戦争犯罪と考えられる行為について予備的調査を始めることを発表しました。その中には、死亡した約500人の子どもをはじめとする甚大な数の民間人死傷者を出した昨夏のガザに対する大規模攻撃も含まれます。主よ、すべての調査において、どうか真実が探求され、正義が為され、戦争犯罪が不処罰のままにされる現実が終わりますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
先週ベドウィンの村ラハトで警察の襲撃によって一人の男性が自宅の中庭で殺害される事件が起こって以来、イスラエル南部のネゲブで緊張が高まっています。合意されていたことに反して、イスラエルの兵士たちはこの男性の葬送行列に割って入り、衝突を引き起こしました。ラハトの住民20人あまりが負傷し、1人が催涙弾のガスを吸って死亡しました。憐れみの神よ、ベトウィン族の市民に対するイスラエルの過剰な武力の使用と差別、そして、これら先住民の強制退去を終わらせてください。主よ、御憐れみにおり、私たちの祈りを聞き入れてください。
先週水曜日、エルサレム南東部のパレスチナ人が住むベイト・サファファで、11台の車がユダヤ人過激派の「プライス・タグ」攻撃によって破壊されました。彼らはタイヤを引き裂き、1台の車に反アラブのスプレーによる落書きを残しました。主よ、どうか人種主義に駆られた過激派の行動が、寛容と人権によって、またこの地に住むすべての民の正義と平和によって取って代わられますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
主よ、ナザレとエルサレムでの諸活動を祝福してください。来週火曜日にはアラン・ウィーバーの新著『流浪と帰還の分析』についてスカイプで繋がれた著者と一緒に話し合う学習会が持たれます。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
※「プライス・タグ」攻撃:パレスチナへの入植活動を妨げる行為に対して「代価」を支払わせるという趣旨の、過激な入植者たちを中心とした運動。キリスト教、イスラム教の宗教施設や、パレスチナ人の家、車などへの落書きや破壊行為を主とする。時には「妥協」への報復としてイスラエル政府、軍に対しても攻撃が行われている。

No comments:

Post a Comment