Thursday, February 19, 2015

Japanese 19/2/2015

イスラエル国の最高裁は、アメリカ人の活動家レイチェル・コリーの死についての訴えを却下しました。レイチェルは、2003年に、ガザでパレスチナ人の家の破壊を非暴力的に阻止しようとしていて、イスラエルのブルドーザーによって轢き殺されました。主よ、良心に従って働くすべての諸外国からのボランティアのために祈ります。彼らは不正義に立ち向かうためにここにやってきます。彼らは人権を守るために生命を懸けています。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
先週、イスラエル軍は、イスラエル市民であるパレスチナ人の家を破壊しました。ロド(リッダ)の町に4人の子どもたちと暮らしていた女性の家でした。憐れみの神よ、西岸地区であれ、東エルサレムであれ、あるいはイスラエル国内であれ、パレスチナ人の家を破壊するイスラエル国の正義に反する慣行を終わらせてください。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
14歳のマラク・アル=カティーブが2週間早く拘置所から釈放されました。彼女はイスラエル軍事法廷によって2ヶ月間の収監を言い渡されていました。パレスチナ人の少女で、拘留され、刑を言い渡された最年少のケースでした。主よ、彼女が家族のもとに帰宅できたことを感謝しつつ、イスラエルの軍事占領下ではすべてのパレスチナ人の子どもたちが危険にさらされていることを憂えます。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
ISILが仕事を求めてリビアに来ていた21人のエジプト人のコプト教徒の首を切ったことに、わたしたちは世界の人々と共に衝撃を受けています。主よ、切に祈ります。どうかすべての暴力を終わらせてください。あまりにも大きな苦しみが引き起こされています。ことに、米国のノース・カロライナ州で3人のイスラム教徒が殺害された事件と、中東全域と中央アフリカを覆っている暴力を覚えます。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
主よ、プログラムが立て込む中、時間を超過して働いているサビールのスタッフとボランティアのために祈ります。今週は6つのイベントが予定されています。ベツレヘムで開催されるイスラームとキリスト教の非暴力抵抗についての本の出版記念会、青年たちの「クイズ・ナイト」、テル・アラドとエリコへの旅行、若い女性たちの集い、青年の集い、レント(大斎節/受難節)ということで行われるエルサレムの老人ホームへの訪問があります。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
 マラク・アル=カティーブさんの逮捕と釈放: 14歳の少女、マラク・アル=カティーブは、12月31日、西岸地区のハイウェイ60号線で「石を手に取った」ということで逮捕され、石を投げた事実はなかったのですが、「イスラエル市民の車に向かって石を投げるつもりだった」、「逮捕しようとした兵士をナイフで刺すつもりだった」という「罪の告白」に基づいて、イスラエル国の軍事法廷は「年齢を考慮」して、2ヶ月間の投獄、1500ドルの罰金、3年間の保護観察期間という刑を下しました(※イスラエルの軍法では、投石は最長で20年間の刑になる)。現在、イスラエルの拘置所には約200人のパレスチナ人の子どもが収監されています。カティーブはその中でも最年少ということで国際的な注目を集めました。彼女が2週間早く釈放されたのは、収監されている人数と刑の長さによって早く釈放することができるという行政上の慣習によるものということです。

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