Thursday, February 18, 2016

Japanese 18/2/2016

# 占領に対する抵抗もその弾圧も暴力的な仕方で続いています。日曜日だけでも12時間に8件の襲撃事件があり、パレスチナ人5人が命を落としました。そのうちの3人は16歳以下です。若者の間に絶望が増し、襲撃の抑止に過剰な武力を用いることが普通になるの共に状況が悪化しています。
すべての人の神よ、どうかこの暴力を終わらせてください。その根にある占領を終わらせてください。失われた命、失われる命を思い、涙がとまりません。この狂気から抜け出す道を見いださせてください。どこを見ても存在していないように思われる希望を、あなたのうちに見いださせてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 嘆きの壁(ユダヤ人が祈りを献げる場所に使っている神殿跡の西壁)前の広場を拡げる工事の許可が出されました。これによって、すでに危ういものとなっている現状維持協定が台無しになる恐れがあります。イスラム教徒地区の下にトンネルが掘られ、また非宗教的な考古学的遺跡とされていた場所がユダヤ人の宗教的財産に変えられることになるからです。これもまた国際法に反してイスラエル国がエルサレムで続けている既成事実化の一環です。
主よ、あなたは弱者、被抑圧者の側に立たれる方です。み子は後の者が先になり、先の者が後になるとお教えになりました。しかし、ここで実際に厳しい現実を前にすると、時にそのことが信じられなくなります。神よ、どうか不正義によって苦しむ人々と共にいてくださることを改めて確信させてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# サビールでは心躍る多くのプログラムが行われています。エルサレムの女性グループは今週火曜日にエリコでの大斎節聖書勉強会に参加しました。サビール・ナザレでは解放神学に学びつつ聖書勉強会が続けられています。
主よ、パレスチナ・イスラエル各地のクリスチャン共同体と結びあうことをできるようにしてくださっていることを感謝します。どうかサビールの働きをこれからも成長させ、集う人々に強さと一致を与えることができるようにしてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# サビールは5月10日~18日に<聖地の現実を見る旅>を開催します。テーマは「共に生きる – 諸宗教のモザイク – 聖なる方の地に生きる諸宗教共同体を知る」です。
主よ、どうか<聖地の現実を見る旅>を豊かな経験を与える実りあるものにしてください。参加者が直接に実際の状況を見て学ぶことができるようにしてください。この紛争の地のために正義と平和の働きを続ける気持ちを起こさせ、励ましを与えてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください

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