パン・ギムン国連事務総長が、暴力的な抵抗、攻撃を引き起こし続けているのは、結局のところ、半世紀近くの長きにわたるイスラエル国による占領を原因とする苛立ちと絶望であると述べました。暴力と無辜の市民の犠牲を非難しつつも、事務総長は、被抑圧者は抑圧者に対して抵抗するものであり、それゆえに暴力を終わらせるためにはイスラエル国が先ず抑圧することをやめ、占領をやめなければならないという認識を示しました。
主なる神よ、わたしたちはあらゆる形における暴力を放棄し、双方の失われた命を嘆きます。どうか権力を持つ者たちの目を開き、彼らが占領の終結に繋がる道を見いだせるようにしてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
銃による襲撃で3人のイスラエル国軍の兵士が負傷して、日曜日と月曜日、パレスチナの政治、経済の中心であるラマラへの出入りが厳しく規制されました。検問所が閉鎖され、何万人ものパレスチナ人がラマラに入ることも、ラマラから出ることもできなくなりました。またしても市民の日常生活が不必要に混乱させられました。これは集団的懲罰に他なりません。
正義の神よ、文字通り籠の中に閉じ込められ、コンクリートの壁に囲まれるという非人間的な扱いをされて、人々は暴力に訴えたい気持ちに襲われています。どんな懲罰を加えられようとも、わたしたちは依然としてあなたの似姿に創造されたあなたの子であることを思い起こさせてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
11歳のクリスチャンの少女ミルナ・ハナは、ISISの脅威のために家族でイラクから逃れ、難民になりました。彼女はテレビの人気番組「ボイス・キッズ」で歌を披露し、人々を感動させました。その美しい歌声と人の心を動かす話によって彼女はすぐに次のステージに進むことになりました。
音楽と美の神よ、悲劇的な人生を歩んできたこの若き少女に明るく幸せな未来が開けたことを喜び、祈りを献げます。どうか彼女の経験を通してわたしたちに希望を与え、どんな暗いトンネルの先にも光が輝いていると信じられるようにしてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
サビール・ナザレでは今週、青年たちの聖書研究会が開かれ、ルカによる福音書第2章22節~38節、マリヤがイエスを神殿で献げるために連れて行く箇所が読まれます。
神よ、聖書を読み、学ぶことによってあなたのことをもっと知りたいという意欲をもつ青年たちのゆえに、あなたに感謝を献げます。どうか実りある話し合いができるように彼らを助けてください。また、み言葉の中で育てられているすべての人と共にいてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
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