Thursday, September 8, 2016

Japanese 8/9/2016

# イスラム教徒のパレスチナ人が、世界中からの何百万人もの礼拝者と共に、イスラム暦の重要な祝日イード・アル=アドハー(今年は9月11日)に向けた巡礼でサウジアラビアに向かっています。(※イード・アル=アドハー:アブラハムによるイシュマエルの燔祭を記念する祭り。ユダヤ教、キリスト教におけるイサクの燔祭にあたる。)
主イエスよ、宗教間理解の架け橋を築く者たちと共に祈ります。どうかイスラム教徒の兄弟姉妹が平安の内にイード・アル=アドハーを祝うことができますように。また、この祈りと黙想の巡礼を行う者たちの旅路の安全が守られますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# イスラエル占領軍による実弾射撃によって負傷するパレスチナ人の数が増えています。パレスチナ人の若者に障害を負わせて西岸地区の軍事支配を強めるために、足の狙い撃ちが作戦として行われているのではないかと疑われています。
主よ、簡単な射撃の的へと落とされているパレスチナの人びとの安全をどうかお守りください。また、イスラエルの兵士たちに勇気を与え、命令に疑問を表明できるようにしてください。すべての人が安全と平和の内に生きられるように、わたしたちに占領を崩壊させるための力をお与えください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 教皇フランシスコは、世界平和の日のメッセージで、世界の危機に対する唯一の有効な応答として非暴力を選びました。
主よ、あなたは、常に不正義に立ち向かうべきこと、抑圧されている者たちを見捨ててはならないことをお教えになりました。あなたは、剣をとらず、しっかり立ち、権力と向き合うように求めておられます。主よ、暴力に訴えることを拒み、抑圧されている者を守るために最前線に立つべきことを、どうかあなたの僕を通して言葉と行動でつねに思い起こさせてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# ガザのアル=アズハル大学で工学を学んでいるジャマル・アル=ミガティとカリド・アル=バルダウィルが太陽光で動く車を作りました。バルダウィルは言います。「我々は神が与えてくれるエネルギーに頼ることにしたんだ。今のエネルギーに代わる、再生可能で、排出物を出さないエネルギーさ。それで太陽光で動く車を作ったんだ。」
主よ、あなたの太陽は、誰も除け者にせず、何の偏見もなしに、すべての人の上に光を注ぎます。厳しく管理されていて閉鎖されることも多いガザへの出入口と違って、空は開かれたままで、そこから雨と太陽の光が注がれていることを感謝します。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# パレスチナの著名な高官がテレビ番組で受けたインタビューでパレスチナ人クリスチャンを貶める発言をしました。クリスチャンの間でもイスラム教徒の間でもそれが広く問題にされて、怒りを呼んでいます。発言は残念なものでしたが、パレスチナ社会のモザイク様の美しさが改めて浮き彫りにされました。
主よ、パレスチナが多元的な社会であることと、そのような社会を作っている人びとのゆえに感謝を献げます。差別的な発言に対して預言者的に批判した何千人ものイスラム教徒の兄弟姉妹、政治的党派、市民団体に感謝します。主よ、どうかこれからも寛容と愛によってパレスチナの民を祝福してください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください

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