目を上げて、わたしたちは山々を仰ぎます。わたしたちの助けはどこから来るのか。レバノンやヨルダンなどの周辺国の山々や飛び地に逃げているシリアの難民のために祈ります。武力弾圧から逃れて国を離れる人々が日に日に増えています。難民の衣食住を確保しようと働いている諸団体のために祈ります。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
どうかイスラエルとイランの間で激しくなっている言葉の応酬が和らぎますように。そして両国が政治的見解の違いを戦争によらずに解決しますように。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
韓国の済州島を守るためにハンガーストライキを続けているヤン・ユモさんのために祈ります。この島は政府によって「世界平和の島」と名付けられています。ここでは1948年に民主的蜂起が弾圧されて3万人以上の市民が虐殺されました。今、米国海軍の基地を建設する計画のため、島の住民と、その独特な土地と水の生態系が脅かされています。「済州島を救え」という国際的な呼びかけは反響を引き起こしてきましたが、土地と水が破壊されないことが明らかになるまで、ヤン・ユモさんのハンガーストライキと、そこで行われている非暴力抗議活動は続けられようとしています。どうかこの闘いに力と知恵が与えられますように。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
サビールの友・ノルウェーが主催するプログラムのためにノルウェーへと旅するディレクターのナイム・アティーク司祭の安全がどうか守られますように。古い絆が強められ、新たな繋がりが築かれますように。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
土曜日に、地域の青年たちのため、サビール・エルサレムは<現代の十字架の道行き>の巡礼を主催します。自分たちの生きている文脈で福音を聞くこの経験が、パレスチナの青年たちの信仰を豊かにしますように。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
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