主よ、中東の人々のために祈ります。ことにほとんど毎日のように起こる爆弾テロや武力衝突に耐え続けているイラクの人々のために祈ります。どうか、この恐怖の只中で、イラクの人々がご臨在を感じることができますように。平和的な解決が見いだされますように。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りをお聞きください。
慈悲深い神よ、ここ数週間、イスラエルの軍隊や入植者によるパレスチナ人に対する襲撃が増えています。八月に和平交渉が始まって以来、五人が殺害され、数十人が負傷し、逮捕されました。キリスト教徒の墓地が荒らされました。入植者たちは“プライスタグ”攻撃(*)を続けています。主よ、どうかこの社会に満ちている暴力を終わらせ、この占領を終わらせてください。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りをお聞きください。
主よ、農民たちはオリーブ収穫の準備をしていますが、この季節を特徴付けるはずの人々の喜びや交わりの上に、入植者による暴力や威嚇のために暗い影が落ちています。先週はナブルスで、過激な入植者によって350本のオリーブの木が燃やされました。月曜日には、入植者たちがパレスチナ人農民をとり囲み、畑から出られないようにしました。主よ、このような不正義に対して私たちは抗議の叫びを上げます。どうかパレスチナのすべての農民が豊かな収穫を祝うことができるようにしてください。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りをお聞きください。
主よ、サビールで進めている十一月の国際会議の準備のために祈ります。どうか多くの人がこの機会を利用して、この地域の火急の問題について、ことにアラブ諸国に生きるクリスチャンの状況について、とりわけパレスチナ人クリスチャンの置かれている状況について、学ぶことができますように。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りをお聞きください。
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