Thursday, September 17, 2015

Japanese 17/9/2015

おお神よ、あなたはわたしたちに考える知性と学ぶ欲求をお与えになりました。新しい学年度の始まりにあたって、イスラエル国で教会が運営するパレスチナ・アラブ系の学校47校のために祈ります。3万3千人のキリスト教徒、イスラム教徒、ドゥルーズ教徒の子どもたちが学ぶこれらの学校が、文部大臣が助成金を削減したことに抗議してストライキを始めました。どうかイスラエル国によるこれらの学校に対する差別的政策をやめさせ、すべての子どもたちが持って生まれた教育への権利を平等に享受できるようにしてください。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
愛する主よ、み子イエスは、貧しい者、家なき者の間を旅されて、しばしばご自分が枕する所もありませんでした。戦い、争い、心なき政治体制によって根こぎにされ、増え続けている、住む場所を失った何百万人もの難民が安全な地を探し求めています。どうか、あなたがわたしたちに託されたこの共同の家を共にするために、皆で心を合わせることができるようにしてください。どうかパレスチナ自治政府が申し出たパレスチナ人難民、シリア人難民への避難場所の提供を、イスラエル国が認めるようにしてください。主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください。
最後の晩餐で、わたしたちの主イエス・キリストは、すべての人をひとつにしてくださいと祈られました。来たる主日から、すべてのパレスチナ人クリスチャンの団体、組織が、世界教会協議会(WCC)と共に、「パレスチナ・イスラエルのための世界平和週間」をまもります。どうか主よ、祈りをお聞きください。ことにクレミザン峡谷におけるさらなる分離壁建設を阻止するために闘っている人々と教会指導者たちを覚えます。どうか、われわれの間にある諸々の壁が壊されますように。互いに対して謙虚に仕え合う中で平和と理解を求めるわたしたちの祈りがみもとに届きますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
この紛争の地、パレスチナ・イスラエルにおけるサビールの働きへの祝福を求めて祈ります。金曜日に、町の理解を深めるために、また民話伝承のフェスティバルに参加するために、ビルゼイトに旅する女性たちと共にいてください。青年たちと信仰と学びを共にするためにスウェーデンに旅するオマールと共にいてください。青年、女性のプログラム、その他ガリラヤでのサビールの働きのためにナザレに戻るヴァイオレットと共にいてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
※ 学校のストライキについて
イスラエル政府は、7年前に私立学校(=ミッション・スクール)への助成金の削減を始め、当初公立学校への助成金の75%程であったのが現在では29%にまで落とされています。新しい学年度を始めるにあたって5千万ドルが必要であるのに、イスラエル政府は500万ドルしか出さないという立場を変えようとしていません。そのため、約50万人の子どもたちが通う、教会が運営する47校、及び連帯する多くのアラブ系の学校がストライキに入りました。
https://shar.es/17mqW1

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