Thursday, June 29, 2017

Japanese 29/6/2017

# 西岸地区、特にナブルスの周辺で、イスラエル人入植者による襲撃が相次いでいます。時を同じくして、イスラエル国会は、西岸地区と東エルサレムにある幾つかの入植地を併合する法案を通すのに必要な最初の承認を行いました。この法律が通れば、これまで以上に、イスラエルの市民のための法律が入植者に適用され、同じ地区に住むパレスチナ人には軍法が適用されることになります。
神よ、入植者による暴力と、イスラエル政府がそれを許し、土地の強奪を容認するやり方は、嘆かわしいばかりです。どうか国際法の言葉が単なるレトリック以上のものになりますように。世界中の人々が正義と説明責任を求めて行動しますように。イスラエル政府が責任をもってこの暴力を止め、入植者たちの目が開かれて、自分たちが他者にどんな害を加えているのかを理解しますように。
主よ、御憐みにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 過去数か月間、パレスチナ、イスラエルで、また世界各地で、女性が家族によって殺害される事件が数多く起こりました。その中には、家庭内暴力を訴えて、法的な、あるいは他の社会的な措置による助けを求めていたケースもありました。
主よ、世界中で、女性が暴力を受け、殺害されています。どうか、法律、社会が変わって、女性に対する暴力、差別が減りますように。暴力を受けやすい立場にいる人々の必要に、警察や社会福祉の関係者が注意を払うようになりますように。女性に対して暴力を犯した者たちが自らの行動について責任を問われますように。男たちが身近な女性たちのいのちを消耗品と見ることがなくなりますように。
主よ、御憐みにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# パレスチナとイスラエルでは、報道の自由が制限され、取材源を塞がれています。制限を受けている団体の多くは、政府に対して批判的であったり、敵対する政治勢力との関りを持っている組織です。とくに人権侵害について調査、報告しているNGOは弾圧を受ける危険が高くなっています。
主よ、報道の自由が、パレスチナ、イスラエルの権力者によって脅かされています。どうかすべてのジャーナリストが弾圧を受けることなく記事を書けますように。公正で正確な情報を伝え、権力に向かって真実を告げようと努力している人々の働きのゆえに感謝します。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 6月、イスラエルは、ヨルダン川西岸地区全域に対して水の供給を制限しました。ラマラとクフル・アカブを含む一部の地域では2週間以上にわたって水が供給されませんでした。多くの家では蓄えてあった水も底をついています。他方で、入植地には十分な水が供給され、プールに水が張られている程なのです。
主よ、多くの者が渇き、からだを弱らせています。不正な分配と限られた資源の過った用い方によって引き起こされている水不足は嘆かわしいばかりです。飲み水を得られることは、人権として最も基本的で、欠くことのできないものです。水を奪われ、その供給を拒まれているパレスチナの人々が、どうか早く必要を満たせるようになりますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください

No comments:

Post a Comment