Thursday, February 16, 2012

Japanese 16/2/2012

告訴されないままイスラエルの牢獄に拘留されて死の床にあるカデル・アドナンのために祈ります。彼はイスラエルの監禁制度におけるパレスチナ人に対する不正義に注意を引くため、60日以上前にハンガーストライキを始めました。最近、イスラエルの法廷は、公正な裁判なしに、彼に対してさらに4ヶ月間の行政拘留を決めました。私たちは、カデル・アドナンとその家族、そしてイスラエルの牢獄にいる他の何千人ものパレスチナ人のために祈ります。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
サビールのナザレとエルサレムの両ブランチが主催して先週土曜日に行われた青年プログラムの成功を感謝します。占領の過酷な日々の現実に直面している130人以上の青年たちの人生に希望と喜びが吹き込まれました。プログラムを組織したスタッフとボランティアのことを神に感謝します。ナザレとエルサレムでこのプログラムがさらに育ちますように。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
今週、クネセット(国会)でシオニスト団体にこれまで以上の税控除を認める法案が提出されました。この減税は、東エルサレムと西岸地区での新たな入植地建設の資金助成を促すものです。もしこの法案が通るならば、それは実質的に、土地の強奪、植民地化、弾圧、民族浄化のための税控除を与えることになります。どうかこの法案が可決されませんように。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
サビールは金曜日にエキュメニカルな祈りの集いを開きます。中東の人々が直面している困難、ことにシリアの複雑な状況のために祈ることになります。どうかこのエキュメニカルな祈りの集いを通して、互いへの思いやりを増し、積極的な非暴力行動への決意を強め、信仰を深めることができますように。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。

上記の祈りで覚えられているカデル・アドナンからの手紙を紹介します。彼は12月17日に行政拘留を受け、ハンガーストライキを続けています。水以外はとらず、もう体重を42キロも減らしたとのこと。
イスラエルは過去11年間で2万件以上の行政拘留を行ってきました。「行政拘留」は、通常の「逮捕」と異なり、令状なしに執行されます。そもそも何の容疑で拘留されるのかも不明のままに牢獄に入れられるので、裁判を受けることもできません。
以下、手紙です:
「私は魂を全能なる神に献げ、この闘いを始めた。正義が虚偽に勝利するまで断固として続けるつもりだ。私の尊厳と、私の民の尊厳を守っているのであって、無駄なことをしているのではない。
イスラエルの占領は、我が民に対して、特に囚人に対して、極端なところにまで来た。私は、尋問者から、何の理由もなく、侮辱を受け、撲たれ、嫌がらせを受けた。だから私は神に誓った。私や何百人もの囚人仲間がその餌食となっている行政拘留なる政策に対して闘うことを。
私は手を縛られ、足をベッドに括り付けられ、牢獄の看守に囲まれて、病院にいる。私にできる唯一のことは私の魂を神に献げることだ。正義と公正は最後には専制と抑圧に勝利すると信じている。
私は自分個人のためではなく、世界の人々と国際社会が傍観する前で最も基本的な人権を奪われている何千人もの囚人のために、占領者に立ち向かっている。国際社会と国連が、囚人を助け、イスラエルに国際的な人権を尊重するようにさせ、囚人を人間ではないかのように扱うのをやめさせる番だ。」

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