Thursday, February 23, 2012

Japanese 23/2/2012

ジャバーの検問所近くで先週起こった恐ろしい交通事故のために命を奪われた7人の子どもの家族と共に私たちはうめき、叫びます。現場に駆けつけた教師や目撃者たち個々人の勇気ある行動を神に感謝します。近くの村人たちは燃えるバスに水をかけました。救急車の到着はカランディア近くの軍の検問所のために引き起こされた交通渋滞のために遅れました。生き残った人々のために祈ります。彼らの多くは重傷を負っています。石油タンクローリーと衝突したバスは、日帰り旅行の幼稚園の子どもたちを乗せていました。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りをお聞きください。
今週末、占領下のヘブロン/アル・カリルで、シュハダ通り開放のために闘う国際デーがもたれます。この通りは、以前はこの町のパレスチナ人の経済生活の中心となっていた通りでした。今は、この地域で数を増した入植者のために治安を理由にイスラエル軍によって封鎖され、ひとけがなくなっています。シュハダ通りを再び開放するよう求める何百万人もの人々の叫びに祈りを合わせます。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りをお聞きください。
入植地がエリアC(イスラエルの行政と治安管理下にある地域)からエリアB(パレスチナ自治政府の行政とイスラエルの治安管理下にある地域)に広げられるという悪い知らせと時を合わせるようにして、エリアC全域でパレスチナ人の家族と財産の立ち退き命令が増加しています。私たちは、ことに、ベツレヘム郊外のテント・オブ・ネイションズ(万国の幕屋)に住むナサール一家のことを覚えます。彼らは先週、立ち退き命令を受けました。一家は法廷で20年以上も闘ってきました。彼らの持つ所有権登録証はオスマン帝国時代にまで遡るものです。イスラエルの高裁は一家が正当な所有者であることを認めていますが、イスラエルの軍法廷はその所有権を認めていません。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りをお聞きください。
ナザレとエルサレムで地域のクリスチャンが大斎節に向けて心と精神を備えるために行われるサビールのプログラムのために祈ります。エルサレムでは、公開講座の形で、正教会の司祭がトリオディオン(*)について話します。ナザレでは、ローマ・カトリックの司祭が、断食のために必要な意志と力について話をします。大斎節中、エリコでは女性のためのプログラムを行います。家族で参加するナブルスへの小旅行も行われます。どうか安全が守られ、豊かな経験が与えられますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りをお聞きください。
※「トリオディオン(the Triodion)」:これは正教の祈祷書で、正教の教会暦のある期間に代替で用いることのできる聖餐式文および他の礼拝の式文を収めたもの。受苦日の四週前の日曜日(放蕩息子の日曜日)に始まり、聖週の土曜日に終わる。トリオディオンは「放蕩息子の日曜日」と「聖なる過越の日(復活日)」の間の期間のことも指す。この名称は、この期間に、朝の礼拝(Matins)でのカノン(「三歌斎経」)を、普段は九つの頌歌(ode)のところ、三つしか用いないことに由来している。九つの頌歌は各々の祝日に合わせたものが用いられる。カノンが用いられるようになったのは、クレタの聖アンデレに始まるとされる。カノンの作者として他の有名な人は、メロドス、ダマスカスの聖ヨハネ、スタジオンの聖テオドールである。

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