Thursday, June 18, 2015

Japanese 18/6/2015

今週、パレスチナ、イスラエル、そして世界中のムスリムの兄弟姉妹が聖なる月ラマダンを祝い始めます。主よ、中東を覆う武力衝突と抑圧の中にあって、どうかラマダンを守る人々が、神に向き直り、困窮者に手を差し出す中で慰めを見いだしますように。また、ラマダンが家族や友人がパンを分かち合う喜びの時となりますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
先週、イスラエル当局は、昨夏4人のガザの子どもたちが浜辺で遊んでいてミサイルで殺害された件の犯罪調査を終え、関係した兵士たちには何の過ちはなかったという結論を出しました。また、最近、ジャラゾーン難民キャンプで複数のイスラエル兵が1人のパレスチナ人男性を殴打し、制圧後も暴力をふるう様子が撮影され、テレビやソーシャル・メディアで流されました。憐れみ深い神よ、どうかイスラエルの犯罪が問われない状態が終わり、その軍事力がこの地域の正義と平和と和解によって取って代わられますように。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
日曜日、イスラエル国の内閣は、ハンガーストライキをしている囚人に生命の危険があると判断されたら強制摂食を当局に許す法案を承認しました。主よ、どうかこの法案が最終的に可決されず、容疑を明らかにされず、裁判もなしに行政拘留の処分を受けているパレスチナ人がこの不正義に非暴力的に抗議できるようにしてください。強制摂食はイスラエル国で認められている医療倫理に反しています。イスラエル医師会や他のグループがこの法案と強制摂食に反対していることのゆえに感謝を献げます。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
恵みに富みたまう神よ、今週行われるサビールのプログラムのために祈ります。ことに、ユネスコの世界遺産に登録された西岸地区のバティール村をエルサレムとナザレのサビールが合同で訪問する教育プログラムを祝福してください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
※ガザの4人の子どもたちの殺害に関する記事

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