Thursday, June 30, 2016

Japanese 30/6/2016

# イスラエルで教会の運営する47のアラブ系学校が財政破綻の危機にあります。約3万3千人のキリスト教徒、イスラム教徒、ドゥルーズ教徒の子どもたちが通うこれらの学校は、去年、イスラエルの教育省の助成削減に抗議してストライキを行いました。当局が助成の約束をしたことでストライキは終わりましたが、約束は果たされませんでした。
神よ、あなたはわたしたちに考える知性と学ぶ欲求を与えてくださいました。どうかこれらの学校に対するイスラエル政府の差別的政策が終わらせ、すべての子どもたちが生まれもった教育への権利を等しく享受できるようにしてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# ユスラ・マルディニとその妹サラは、昨夏、シリアから脱出し、他18人と一緒にトルコから6人乗りのボートに乗りました。出航して30分後、エンジンが止まり、ボートは水を被って沈没しそうになりました。ユスラとサラ、そしてもう1人の女性は海に入り、4時間泳いでボートを押し、引張って、ギリシアの海岸に辿り着きました。ドイツで新しい生活を始めている18歳のユスラは、この夏、難民選手団の1人としてリオ・オリンピックに出場します。
主よ、わたしたちを奮い立たせるユスラとサラの物語のゆえに感謝を献げます。ああ神よ、現代のヘロデ王、飢餓、戦争、弾圧、旱魃から逃れるすべての難民と共にいてください。また、逃げることができず、あるいは逃げることを拒み、自分たちの国が難民の流出という形で人間というかけがえのない賜物を失うのを見ながら留まっている人々とも共にいてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# このラマダン(断食月)の期間、パレスチナでは、キリスト教徒とイスラム教徒の間の美しい友情の物語を見ることができました。ビルゼイトのマナウェル・ムッサーラム神父は、行政拘留され、釈放されたパレスチナ人の元囚人たちを家に招いて、日没後の断食の終わりの食事を共にしました。ナブルス、ラマラ、ナザレ、ベツレヘムのキリスト教徒の青年たちは、日没後の食事の時間に検問所や渋滞で動けなくなっているイスラム教徒の兄弟姉妹に食糧と水を配りました。アッカのキリスト教徒のボランティアは、夜明け前、16時間の断食に入る前の食事のために、町をまわってイスラム教徒を起こしてまわりました。
主よ、恐れと孤立化に屈することを拒むすべての人々のゆえに感謝を献げます。あなたへの忠実にかたくなに留まり、あなたの子らの共同体に橋を築いている、あなたの教会の信者たちの証しに感謝します。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# フランシスコ会聖地分管区長ピエルバッティスタ・ピッツァバラ神父が大司教の座にあげられ、フアド・トゥワル総大司教の引退に伴い、エルサレム・ラテン典礼教会の使徒的管理者に任命されました。
神よ、あなたの教会とフアド・トゥワル総大司教の働きのゆえに感謝を献げます。愛する主よ、どうかこの移行の時にあって、教会とピエルバッティスタ・ピッツァバラ神父と共にありつづけてください。


主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください

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