Wednesday, November 4, 2020

Japanese November 5-2020

 

この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。

 

#今週、非暴力行動クミ・ナウは、ジャハリン・ソリダリティの働きに焦点を当てます。このグループは、占領下にあるベドウィン族やその他のパレスチナ人の人権を守る働きをしています。2012年以来、常に住民が強制立ち退きの脅威を受けているベドウィン族の村カン・アル=アフマルを支援する働きも続けています。

https://kuminow.com/jahalin/

 

愛する主よ、貧しい者たち、迫害されている者たちの人権を守ることに心を砕いている人々のゆえに感謝します。ベドウィン族に耳を傾け、その法的権利を支持する働きをしているジャハリン・ソリダリティのゆえに感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

1028日水曜日、イスラエル北部のキブツ、ハーデュフの19歳のイスラエル人女性ハレル・ラビンが禁固28日間の刑を言い渡されました。イスラエル軍への徴兵を拒否して収監されるのはこれで3回目です。「不平等と恐怖に基づくシステムの一員にはなりません」と彼女は述べました。

https://www.972mag.com/israeli-conscientious-objector-hallel-rabin/

 

主よ、良心に従うことで収監される代償もいとわないこの若いイスラエル人女性の勇気と高潔さを感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#北米サビールの友はアドベントの第一主日、1129日に、パレスチナ人と共に祈り、礼拝をささげるように世界中の教会に呼びかけています。

 

主イエスよ、わたしたちを助けて、占領下に生きるパレスチナの兄弟姉妹が被っている不正義、抑圧に対して目をつぶらず、目を向けられるようにしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#「包囲されたガザで自転車を漕ぐ」と題し、フラヴィア・カッペリーニ監督がドキュメンタリー映画をつくりました。23歳のパレスチナのスポーツ選手アラア・アル=ダリの人生に焦点を当てたものです。彼はパレスチナで最も速いサイクリストでした。2018年、彼はラファ東部に「帰還大行進」を見に行って、右足をイスラエルの狙撃兵に撃たれ、切断しなければなりませんでした。それにもかかわらず、彼は懸命に努力し、パラサイクリストとして戻ってきました。

 

主よ、愛する競技に戻るためのアラアの奮闘が示した人間の精神の強さに励ましを与えられます。どうかイスラエルによるガザの封鎖が止み、そこに住む若いパレスチナの人々に希望が与えられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#ナブルス近郊ヤトゥマに住むアメル・アブドゥル-ラヒム・スノバル(18歳)は、1025日日曜日、トゥルマス-アイヤ近くを南に向かって車を走らせていて、イスラエル軍に追いかけられました。兵士の一団が彼を捕まえ、激しい暴行を加え、それで受けた傷のために彼は亡くなりました。

 

主よ、アメルの死を嘆く彼の家族のために祈ります。イスラエル当局がこの暴行事件をきちんと調査し、犯罪を犯した者たちが訴追されますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#国連人道問題調整事務所 UN-OCHA)のパレスチナ事務所によると、今年、パレスチナのオリーブの収穫はイスラエル人入植者による襲撃で大きな被害を受けました。106日から19日の間に、19もの重大な事件が起きました。莫大な量の収穫が盗まれ、23人のパレスチナ人農民が襲撃され、負傷し、1千本以上のオリーブの木が燃やされたり、倒されたりしました。

 

主よ、あなたのゆるぎない愛と恵みと憐れみを信じるわたしたちの叫びをお聞きください。いや増すばかりの入植者のパレスチナ人農民に対する暴力を終わらせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

10月の最後の週、イスラエルのアラブ系住民が住む地域で幾つもの暴力事件、発砲事件がありました。水曜日だけで女性1人、10代の若者1人を含む4人が死にました。北部の町バカ・アル=ガルビヤでのことです。アラブ系住民の多くが銃を用いた暴力事件、組織犯罪の増加に対して声をあげています。イスラエル当局に腰を入れて調査するように求めています。

 

主よ、イスラエルのアラブ系住民が住む地域で起きた暴力事件で亡くなった人々と繋がりのあったすべての人のために祈ります。このような暴力は荒廃と破壊しかもたらしません。どうか平和と正義が回復されますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

 

介与、オセアニアの国々、アメリカ領サモア、クック諸島、フィジー共和国、フランス領ポリネシア(マオヒ・ヌイ)、カナキー(ニューカレドニア)、キリバス共和国、マーシャル諸島共和国、ミクロネシア連邦、ナウル共和国、ニウエ、パラオ共和国、パプアニューギニア独立国、サモア独立国、ソロモン諸島、トンガ王国、ツバル、バヌアツ共和国に生きる人々を覚えて、感謝をささげます。太平洋のこれらの島々に生きる民と文化の驚くべき多様性のゆえに。壮観な自然と海の生物のゆえに。これらの国々で教会が力強さ、忠実さにおいて存在感を持っていることのゆえに。気候変動が与えている影響に関する申し立てと証しのゆえに。それによって、70%以上が海に覆われているこの惑星で、すべての人間が同じ「船」に乗っていることを世界中の人々に思い出させていることのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。海面が上昇している中にあって、これら島嶼国を守る取り組みのために祈ります。地震、火山噴火、サイクロンの被害を受けた人々のために祈ります。核兵器実験、廃棄物投棄の影響に苦しんでいる人々のために祈ります。よい統治が行われますように。ことに先住民の文化が保護されますように。また、それによって、貧困、飢餓に苦しみ、教育を受ける機会がなく、生計を立てることが困難な人々が助けられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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