Wednesday, February 23, 2022

Japanese 24 February, 2022

 Sabeel Wave of Prayer 2022/2/24

 

218日金曜日、パレスチナに派遣された人道カントリーチームが占領下東エルサレム・シェイクジャラ地区のサレム一家と面会しました。6人の子どもを含むこの12人家族は3月中にも住まいから強制退去させられる恐れがあります。国連諸機関のメンバーと国際NGOやパレスチナのNGOのメンバーからなるチームは、イスラエル当局に対して東エルサレムのシェイクジャラ地区およびシルワン地区から住民を強制退去させることを止めるように呼びかけました。218家族にこの脅威が差し迫っています。

https://www.timesofisrael.com/court-freezes-eviction-of-palestinian-family-from-sheikh-jarrah-home/

 

主よ、シェイクジャラに七〇年以上住んできたサレム一家のために祈ります。どうか彼らが強制的に追い出されることがありませんように。イスラエル当局が国際法を遵守し、住民を強制的に追い出し、住まいを取り壊す政策を止めますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

216日水曜日、ラマラ近郊のアル=ビレハで夜間に仕事をしていたマリク・マーラ、19歳をイスラエル兵が逮捕する様子を撮った動画が公開されました。マリクは大学の学費を稼ぐためのアルバイトで工場の警備員として働いています。動画を見ると、兵士が逮捕しに来た時、マリクは手を挙げて頭の後ろに組み、手錠を受けようとしていました。するとイスラエル兵が犬を放ち、犬はマリクに襲いかかりました。しばらく経ってから犬は連れ戻され、マリクは拘束されて連行されていきました。交流されている場所は明かされていません。

※(動画あり) https://www.tasnimnews.com/en/news/2022/02/18/2666550/israeli-soldiers-deliberately-release-military-dog-to-maim-surrendering-palestinian-teenager-video

 

主よ、マリクのために祈ります。暴力的な仕方で逮捕された際に負った傷の治療を受けることができますように。イスラエル軍当局がパレスチナ人をこのように残酷で非人間的な仕方で扱うことを止めますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#ナブルス近郊の村フルシュ・ベイト・ダジャンはレモンの栽培で有名でしたが、深刻な水不足のために村人たちはレモンの栽培を諦め、温室でのトマト栽培に切り替えました。近くの水源地の水をイスラエル軍が入植地ハムラとメコラで利用するために工事を行い、村人が利用できなくなったためです。

https://www.middleeasteye.net/news/israel-palestine-furush-beit-dajan-village-squeezed-dry

 

主よ、パレスチナの農民が畑や家畜のために必要な水を奪われて苦しんでいます。そこから1kmも離れていないイスラエルの入植地ではスイミング・プールに水が満たされています。これは正義に適うことでしょうか。公正なことでしょうか。主よ、入植地は不法に占領した土地に建設されています。かれらには土地への権利も、地下水への権利もありません。どうか占領が止み、農民が権利を取り戻すことができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

225日金曜日、サビール・エルサレムはミトリ・ラヘブ牧師を招いて集まりを持ちます。彼が作成に協力した文書『わたしたちは豊かないのちを選ぶ』について話し合いが持たれます。この文書は神学者や人文科学、地政学の研究者によって作成されたもので、執筆者には女性も男性も含まれ、様々なキリスト教の伝統に属する人が含まれていて、中東に生きる人々のために新しいビジョンを描いたものです。

https://embraceme.org/abundant-life

 

主イエス、わたしたちのよき羊飼いよ、あなたはわたしたちが命を得るため、しかも豊かに得るために、命を捨てられました(ヨハネ10:10)。闇の時代にあって、あなたに信頼と希望を置きます。文書『わたしたちは豊かないのちを選ぶ』によって中東のクリスチャンに新しいビジョンが与えられたことを感謝します。どうかこれによって、死の文化にではなく命の力に信頼するように人々が励ましを受けますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#先週、昨年12月に亡くなったデズモンド・ツツ大主教を記念するために、パレスチナのクリスチャンがベイトサホールに集まりました。ツツ大主教が祈られたことがあるローマ・カトリックのファティマの聖母教会で礼拝が持たれました。ツツ大主教が来られたのは1989年、第一次インティファーダの時でした。パレスチナ人のキリスト教徒、イスラム教徒、数千人が集まった羊飼いの野でツツ大主教は演説し、イスラエルのパレスチナに対する政策をアパルトヘイトであるとしました。ベッツェレーム、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アムネスティ・インターナショナルの報告が出る30年前のことです。

 

主よ、デズモンド・ツツ大主教へのカイロス・パレスチナの追悼を、わたしたちも共にします。「ツツ大主教がすべての人が自由、平等、公平を享受することができるよりよい世界を生涯にわたって求め続けたことに目を向けます。民族自決と独立への道を行進しつつ、ツツ大主教を記念します。」主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

217日木曜日、サミール・マンスールは彼の書店/図書館をガザで再開しました。彼の店は20215月にイスラエルの空爆によって完全に破壊されたのですが、昨年、人権弁護士マハヴィッシュ・ルクサナとクリーブ・スタフォード・スミスが資金集めを行い、世界中から寄付を集めて、差ミールが店を再建し、本を揃えるのを助けました。

https://www.theguardian.com/world/2021/dec/04/bookseller-samir-mansour-bookshop-gaza-bombed-faces-of-year

 

主よ、サミール・マンスールの書店が灰の中からよみがえったことを感謝します。14年間にわたってイスラエルによって封鎖され、抑圧されているガザの人々にとって、彼の店が希望の光となりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

 

神よ、フランス共和国、ドイツ連邦共和国、モナコ公国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。これらの地から世界にもたらされた豊かな歴史的、文化的遺産のゆえに。敵意を向け合った第二次世界大戦後にフランスとドイツの間に生まれた友情、和解、協力のゆえに。フランス、ドイツの教会、政府が、新しい移民に対して示した歓待のゆえに。世界各地におけるエキュメニカルな働き、諸宗教との対話・協働、開発を惜しみなく支援してきたことのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。これらの国々で、20世紀に行われた残虐行為や近年のテロ攻撃が原因で生じ、まだ残っている、恐れや疑いが乗り越えられますように。大衆に訴える反移民感情に対して教会や政府が取り組み、真に多民族化を実現できますように。利益を得る人々だけでなく、もっとも影響を受ける立場にある人々に対して責任ある経済的決定が為されますように。自国のためだけでなく、欧州全体、世界全体の共通の益のために働く政治指導者が選ばれますように。主よ、御憐みにより/わたしたちの祈りを聞き入れてくだ

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