Tuesday, February 8, 2022

Japanese 10 February, 2022

 

Sabeel Wave of Prayer 2022/2/22

 

21日、アムネスティ・インターナショナルが「パレスチナに対するイスラエルのアパルトヘイト」と題した最新の報告を占領下東エルサレムで発表しました。報告は、「占領国イスラエルは残酷な支配の制度を強制し、人道に対する罪を犯してきた」と結論しています。イスラエルの14NGO、人権団体がそれを支持する声明文に名を連ね、この報告を反セム主義であるとするイスラエル政府による非難に対して憂慮を表明しました。

https://www.amnesty.org/en/latest/campaigns/2022/02/israels-system-of-apartheid/

 

主よ、どうかイスラエル政府がパレスチナ人に対する差別的慣行を終わらせますように。批判者を反セム主義であると非難して抑圧的政策をめぐる議論を避けることを止めますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#ラワフバ一家は、14ヶ月間、息子ビラルに何が起きたのか知ろうとしてきました。ビラルが生きているのか死んでいるのかも分からず、一家は苦しみ、まいっています。ビラルはナブルス近くのフワラにある検問所を車で通ろうとしたときにイスラエル兵によって負傷を受け、テルアビブのいずれかの病院にヘリコプターで運ばれたとされています。ビラルは死亡したと言われ、その後に、まだ治療を受けていると言われています。

https://www.middleeasteye.net/news/israel-palestine-west-bank-palestinian-family-seeking-answers-missing-son

 

主よ、息子がどうなったのか、どこにいるのか分からずにいるラワフバ一家のために祈ります。イスラエル軍がパレスチナ人からの家族に関する問い合わせに対してはっきりと答え、このような混乱と苦しみを与えませんように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#冬でつらい状況にあるシリア難民を見て、イブラヒーム・カリルとその友人ジャブル・ヒジャズが、シリア、ヨルダン、トルコでシリア難民のために住居をたてている救援団体のためにネットで募金キャンペーンを始めて、イスラエルに住むパレスチナ人から1000万シェケル(約36千万円)以上を集めました。

 

主よ、イブラヒームとジャブルが冬の寒さに苦しむ難民の窮状を救おうと思い立ったことを感謝します。戦争や災難で苦しむ人々を見る時、どうかわたしたちの心が憐れみで動かされますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

129日土曜日、ワシントンDCの聖公会がイスラエルのアパルトヘイトに反対し、クリスチャンのシオニズムと対決し、ボイコットを正当な抗議の形として擁護する旨の決議を採択しました(賛成3割、反対1割)。

https://mondoweiss.net/2022/02/rejection-of-israels-apartheid-grows-as-d-c-episcopalians-affirm-their-opposition-3-to-1/

 

主よ、世界中の多くの教派からなる教会が、ついにパレスチナ人に目を向けますように。そしてツツ大主教がかつて言われたように、「人を傷つけるアパルトヘイトの重荷から、パレスチナ人を、そしてイスラエル人自身を、解放しますように」。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#今週、パレスチナの5つのNGOが、イスラエル軍の西岸地区担当の法律顧問に対して正式な申し立てを行い、昨年10月にかれらを「不法な団体」とした彼の決定を取り消すように求めました。イスラエルの諸人権団体もこの訴えを支持しています。1団体はこの訴訟に加わっていません。これらのパレスチナのNGOは占領下に生きるパレスチナ人の人権を擁護する働きで実績を重ね、国連や世界の人権問題に取り組む人々と協働してきました。イスラエル軍は、機密情報に基づく決定であるので、証拠は示さないとしています。

 

主よ、パレスチナのNGOと、これらの団体が働いている地域の人々のために祈ります。どうかイスラエルの法廷で発言する公平な機会を与えられ、評判を回復し、名誉毀損を明らかにすることができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#イスラエルの市民権と入国に関する法律は2003年に可決され、西岸地区とガザ地区の住民がイスラエルの市民権を持つ者と結婚してもイスラエルの市民権や居住許可を取れなくなりました。東エルサレムに住むパレスチナ人が特にこの法律に苦しめられています。家族と一緒に暮らそうとしても、それを認められないためです。最近何家族かに居住許可がおりましたが、未だに何千人もが自分の家族と暮らすことを認められないでいます。

 

主よ、幾つかのパレスチナ人の家族が一緒に暮らせるようになったことを感謝します。イスラエルの差別的法律のために離ればなれに暮らすことを余儀なくされている人々、法的許可なしに危険を冒して一緒に暮らしている人々のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#米国の連邦裁判所の判事が、イスラエルをボイコットしないと誓約する文書に署名することを拒んだパレスチナ系米国人の建築請負業者に対してテキサス州が反「ボイコット、投資引き上げ、制裁運動」法を執行することを止めました。判事は、この法はラズミ・ハスーナスの米憲法修正第1条で保障された権利(表現や宗教の自由を保障)を犯していると述べました。イスラエルに対する経済的ボイコットに市民が参加することを妨げ、パレスチナ人への支持の表明を反セム主義であるとして禁じる法律を、近年、米国の幾つもの州が定めています。

 

主よ、自らの生計手段や評判を失う危険を冒してでもパレスチナ人のために進んで立ち上がってイスラエルによるパレスチナの占領に対して平和的に抗議するラズミのような人々がいることを感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

 

神よ、アンドラ公国、イタリア共和国、マルタ共和国、ポルトガル共和国、サンマリノ共和国、スペイン王国、バチカン市国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。これらの国々が持つ豊かな歴史的遺産、特色ある文化のゆえに。帝国建設、植民地化の中心にあって為された教会の忠実な証しのゆえに。これらの地に渡ってきた数多くの多様な移民の波のゆえに。長きにわたって移民に示されてきた歓待のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。この地域の海岸地帯の脆弱な自然環境が守られますように。経済的、政治的な混乱が終わりますように。腐敗を終わらせ、共通の利益に仕える安定した政府が与えられますように。貧富の格差をなくす政策が行われますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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