Thursday, May 26, 2022

Japanese May26, 2022

 

Sabeel Wave of Prayer 2022/5/26

 

#今週の非暴力行動クミ・ナウのオンラインの集いは、パレスチナの文化と歴史を守る取り組みに焦点を当てました。来週火曜日、531日は、パレスチナにおける子どもの死者の多さを取り上げます。ディフェンス・フォー・チルドレン・インターナショナル・パレスチナは、イスラエル軍による占領下パレスチナの子どもたちへの暴行の記録を取っています。

https://kuminow.com/preservinghistory/

 

憐れみ深い主よ、み前でパレスチナの子どもたちのことを覚えます。あまりにも多くの子どもたちがイスラエルによる占領下で殺され、怪我を負い、囚われ、精神的外傷を負っています。どうか占領を終わらせ、聖地に生きるすべての子どもたちの人権を回復してください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

5月の最初の週に、イスラエル最高裁は、ヘブロン南部丘陵マサフェル・ヤッタ地区の8つの村をイスラエル当局が破壊してその1200人以上の住民を永久追放することを認めました。この地域は発砲可能区域に指定されています。同じく域内に違法に設置された入植者の前哨地は破壊されません。

https://thewire.in/rights/israel-supreme-court-ruling-to-evict-masafer-yatta-residents-is-an-act-of-extreme-judicial-cruelty

 

主よ、どうか国際社会がイスラエルの政府と司法が国際人道法を踏みにじっていることの責任を取ることを求めますように。世界の国々からの圧力によって、マサフェル・ヤッタ地区に住むパレスチナ人の強制移住が阻まれますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#イスラエル政府と警察が529日日曜日に「エルサレムの日」の行進を許可することに合意しました。この行進は、イスラム教徒の居住区を通り、ダマスカス門から旧市街に入って、嘆きの壁に向かう予定になっています。この日は、1967年の戦争でイスラエル旧市街および東エルサレムを征服したことが祝われ、国家主義者たちが全エルサレムに対するイスラエルの主権を示威するのに使われています。

https://www.reuters.com/world/middle-east/israel-permit-right-wing-march-through-jerusalems-old-city-2021-06-08/

 

主よ、エルサレムの平和のために祈ります。この挑発的な行進が完全に中止され、占領下東エルサレムで国際法が遵守されますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

515日日曜日、イスラエル最高裁は物議を醸しているケーブルカー建設計画に対する複数の訴えを退けました。この計画はエルサレムの東西を結ぶことを狙いとしていて、ユダヤ人のカライテ墓地の上を通ってシルワン地区のダビデの町公園に至るものです。パレスチナ人の住むシルワン地区では住民が長年にわたって強制退去を迫られています。占領下東エルサレムの旧市街の歴史的景観はこのケーブルカー建設によって大きく変えられることになります。

https://www.middleeasteye.net/news/israel-jerusalem-supreme-court-cable-car-megalomaniacal

 

主よ、どうかエルサレムにおけるケーブルカー建設計画が見直されますように。この建設事業により、エルサレムにおけるパレスチナ人の存在はさらに小さくなり、ユダヤ人の主権が誇示されることになります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#米国ニュージャージー州のパターソン市に何千人もの人々が集まって、その大通りが「パレスチナの道」と改称されることを祝いました。市議会は、市のパレスチナ人住民による市民生活への貢献に敬意を表してこのことを決定しました。この市の最初のパレスチナ系議員アラア・アブデラジズは次のように述べました。「これは祝いです。でも同時に、パレスチナ人が人間であることを示すものです。わたしたちは米国人であり、わたしたちがどこから来たのかを決して忘れません。」

https://www.northjersey.com/story/news/passaic/paterson/2022/04/01/paterson-nj-palestine-way-main-street-renaming/7240149001/

 

主よ、離散パレスチナ人が各々の住む地域社会で為している貢献を感謝します。今なおイスラエルによる占領支配の下に暮らす家族のために、彼らがこれからも支援、啓発活動を続けますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#占領下西岸地区ジェニン近郊の町アル=ジャラマの住人アイダ・アブファルハが、パレスチナの伝統的芸術でザジャル(zajal)と呼ばれる口承詩の熟達者として広く評価を受けています。古代から伝わるこの芸術表現はかつては男性のみによって伝承されていましたが、アイダは困難に遭いながらも研究してザジャルを作る技術を磨きました。今、彼女は様々な文化的行事に呼ばれ、公演しています。

https://youtu.be/YmZOBQFH4U4?t=10

 

主よ、あなたがアイダにお与えになった賜物と、差別に逢いながらも困難を乗り越えてザジャルを学び、発表している彼女の固い意思を感謝します。彼女が若い世代にこの貴重な文化遺産を伝承しようとしていることを感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#イスラエル政府によって「テロ組織」であると認定されたパレスチナの6つのNGOが、その根拠のない嫌がらせに対して行動を起こすように国際社会に呼びかけました。イスラエル政府は「秘密の証拠」があると主張していますが、何も具体的な証拠を示せないでいます。先週、米国のカーター・センターは、これらNGOを引き続き支援することを明らかにして、イスラエルのこの認定は占領支配に対する説明責任を求める声を黙らせる手段であると非難しました。

 

主よ、自分たちの社会の貧しい者、身を守る術を持たない者の人権を擁護するために働いているパレスチナの団体のために祈ります。どうかかれらに対するすべての偽りの証言が取り下げられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

516日月曜日、東エルサレムの聖ヨセフ病院で記者会見が開かれ、キリスト教の15の教派の指導者たちがシェリーン・アブ・アクレの葬送行列へのイスラエル警察の暴力的な侵入行為を非難しました。エルサレムでバチカンを代表するモンシニョール・トマス・グリサは、イスラエルが信教の自由を守る合意を残忍な仕方で犯していることを非難しました。ラテン総大司教ピッツァバラ聖下は、イスラエル警察による過剰な暴力の使用を「基本的人権である信教の自由を含む国際的な規範、法規の重大な侵犯である」と述べました。

https://www.timesofisrael.com/video-shows-cops-storming-hospital-before-reporters-funeral-firing-shots/

 

主よ、シェリーンの殺害に対するわたしたちの叫びをお聞きください。彼女の葬送に集まった人々にイスラエル警察がふるった残忍な暴力に対するわたしたちの叫びをお聞きください。どうか国際社会が彼女の殺害と葬儀について徹底した調査を行い、不正義を犯した者たちの責任を問いますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください。

 

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

 

神よ、インド洋諸島の国々、コモロ連合、マダガスカル共和国、モルディブ共和国、モーリシャス共和国、セーシェル共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。目を見張らせる風景、魅惑的な植物、希少な動物、豊かな海洋生物のゆえに。民族的、宗教的に多様な人々が長い間共に生きてきたことのゆえに。ある程度の貧困の克服を実現した経済的発展のゆえに。生き生きとした福音宣教、社会、公共生活に関わる教会の働き、諸宗教の人々との教会の関わりのゆえに。憐れみ深いわたしたちの主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。海面が上昇しつつある状況にあって、傷つきやすい自然環境、独特な植物、動物、土地が保護されますように。観光、その他の経済発展が、命を脅かすことなく、これらの国々に生きるすべての人の生活を向上させるものとなりますように。教会が福音宣教の努力を通して、また諸宗教と共にしている働きの内に、成長しますように。キリスト者が、もっと大胆に、政治的混乱の時にはなおさらのこと、公共の事柄に関わって正義と和解の働きを為すことができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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