12月7日の降臨節第2週には、世界中の多くの教会で平和を象徴する第2のロウソク、「ベツレヘムのロウソク」が灯されます。多くのコミュニティがFOSNAの「パレスチナのことを述べ伝える」降臨節キャンペーンに参加し、降臨節期間中に正義と平和を説き、パレスチナの解放をめざしてコミュニティの一致を図っています。登録はこちらから。
FOSNA(フォスナ)=Friends of Sabeel North America(北米サビールの友)
平和の君よ、降臨節の歩みの中で、あなたが平和と正義を宣言するためにこの地上に来られたことを思い起こさせてください。あなたの道を伝える者となり、また悪の誘惑に抵抗するよう、あなたのお召しを心に留めることを教えてください。あらゆる暴力、戦争、ジェノサイドが止み、公正な平和が訪れるよう祈ります。
主よ、御憐れみによって…私たちの祈りを聞き入れてください
フランチェスコ・イェルポ神父とピエルバッティスタ・ピッツァバッラ枢機卿は最近、巡礼者と信仰を持つ人々に「聖地を訪れ、クリスチャンに出会って、この地にクリスチャン・コミュニティーがあることを世の人々に伝えるよう」呼びかけました。サビールは、聖地巡礼を計画している巡礼者に対し、「カナダのサビール友の会」が概説している「正しいキリスト教巡礼(ACP)」の原則に忠実に従うことを奨励しています。 次のリンクをご覧ください。 (www.friendsofsabeel.ca/authentic-christian-pilgrimage)
注:フランチェスコ・イェルポ神父=聖地の管理者
すべての民の神よ、訪問、国際的な行動、支援を通じて聖地の「生ける石たち」への愛に満ちた連帯を示す人々に感謝を捧げます。聖地を訪れる巡礼者たちが、抑圧された者たちの中にあなたが御臨在されることを知り、その証人となりますように。また、そうすることによって、その人たちが「すべての人々のための平和と正義」を実現するため、各々の役割を果たすことができますように。あらゆる神学的・物理的形態の暴力に直面している私たちのコミュニティのスムド(不屈の精神)と希望を、どうぞ強め続けてください。
主よ、御憐れみによって…私たちの祈りを聞き入れてください
注:生ける石(living stone) :聖地の人たちは、石造の遺跡のことを生命の無い石=dead stoneと呼び、それに対して使徒たちの伝道によりキリストに帰依した人々の末裔で、その教え・信仰・伝統文化を継承している現地の人々を「生きている石」と呼んでいる。
「グリーン・オリーブ・ツアーズ」は最近、「キリスト教シオニズムの根絶」と題したウェビナーを開催し、サビール(Sabeel)のオマル・ハラミー氏、およびブリン土地農業協同組合(Burin Land and Farming Cooperative)のガッサン・ナジャー氏をゲストに迎えました。この対談では、*ナブルス地区におけるキリスト教シオニストの構想が与える破壊的な影響と、それらがもたらす神学的惨事、そしてそれらに対抗する方法について焦点が当てられました。
このウェビナーは、「グリーン・オリーブ・ツアーズ」 の「連帯の種まき運動」 の一環で、HaYovel(ハー・ヨベル) およびその 「イスラエル緑化計画」に対する対抗策です。ハー・ヨベルの緑化計画とは、キリスト教シオニストのボランティアを導入して植林し、かつ入植地での入植者プロジェクトを支援するものです。
*について、具体的な内容を聞きたいと思い問合せ中です。
注:HaYovel(ハー・ヨベル): 「ヨベルの年」とは旧約に由来。50年に一度の解放、恩赦の年。一切の負債も免除された。ここでは『ヨベルの年』という名のイスラエルを拠点とする非営利団体。キリスト教徒のボ ランティアを募り、イスラエルのユダヤ人と協力して農地を耕す活動を行っている。キリスト教徒がイスラエルを支持することの重要性を信じ、ボランティアにイスラエルでの生活を体験してもらい、キリスト教徒と現代のイスラエルを結び付けることを目的としている。
創り主なる神よ、私たちは、パレスチナ人の土地の剥奪と追放を正当化する神学に加担している他のクリスチャン兄弟姉妹の行いを悲しみます。私たちは「連帯の種まき運動」に参加する人々に感謝し、彼らの「預言者の説く愛と連帯」の行動がキリスト教シオニズムの害悪に対抗し、代わりに解放の神学を心に描くことができますよう祈ります。
主よ、御憐れみによって…私たちの祈りを聞き入れてください
パレスチナ系アメリカ人の10代の少年、ムハンマド・イブラヒムは、石を投げたという(証拠のない)容疑でイスラエル軍に拉致され、9か月以上も裁判も受けずに拘留されていたが、数か月にわたるキャンペーン、抗議活動、そして絶え間ない圧力の結果、刑務所から釈放された。彼の刑務所収監中に、同じくアメリカ市民である20歳のいとこ、サイフォラ・ムサレットがヨルダン川西岸地区で入植者に殺害された。
聖なる神よ、ムハンマドの解放に感謝いたします。彼の回復と安全を祈ります。イスラエル軍の刑務所に依然として拘束され、拷問を受けている多くの若者たち、特に西洋のパスポートという特権を持たないすべての者と共に、あなたがいつもおられることを堅く信じます。ムハンマドの解放を通して、私たちの行動が大きな力となることを思い起こさせてください。すべての人に自由が訪れるまで、私たちが働きを続けられるよう聖霊の力を与えてください。
主よ、御憐れみによって…私たちの祈りを聞き入れてください
いわゆる「停戦」にもかかわらず、週末にガザでイスラエル軍の攻撃により2人の子どもが死亡した。10歳と12歳の兄弟、ファディとゴマ・アブ・アッシは、車椅子生活を送る父親を助けるため、ガザ南部ハン・ユニス東部の地域で薪を集めていた。
正義の神よ、息子を目の前で殺されるとはどういうことか、あなたはご存じです。二人の子を失う計り知れぬ痛みに耐えるファディとゴマのご家族と共にいてください。ガザで失われた数多くの有名無名の子どもたちの魂を悼みつつ、「あなたは虐げられた者と孤児の叫びを聞き、彼らのために裁きを下される」(詩篇10:18) という信仰をしっかりと持ち続けます。
主よ、御憐れみによって…私たちの祈りを聞き入れてください
1月29日はパレスチナ人民との連帯国際デーである。この日は国連が毎年記念しており、その意義から選ばれた日付である。1947年11月29日、国連総会は分割決議として知られる決議181号を採択した。 それからほぼ80年が経過した今もなお、パレスチナ人民は総会が定めた不可侵の権利、すなわち、外部からの干渉を受けない自己決定権、国家の独立権と主権、そして追放された故郷への帰還権を未だに獲得できていない。
Inalienable rigtht 譲渡することのできない権利→不可侵の権利
抑圧された者と共におれる神よ、私たちの現実を世界に明らかにし続けてください。尊厳と命と自由を否定しようとするあらゆる勢力と行為に立ち向かうための、私たちの揺るぎない力と創造性と決意を増し加えください。
主よ、御憐れみによって…私たちの祈りを聞き入れてください
Illuminate: 「啓蒙する」というようなニュアンス。「知らしめる」
世界教会協議会(WCC)に連なり祈りましょう。ブルネイ、マレーシア、シンガポールに住む人々を覚えて感謝します。
〇 マレーシアとシンガポールにおけるプロテスタント、カトリック、正教会、福音派の教会および教会協議会が、福音の証しを立て、差別され疎外された集団に奉仕してきたことのゆえに。
〇 多くの人々の生活水準を向上させた経済発展のゆえに。
〇 環境とその資源を持続させようとする政策と実践のゆえに。
〇 民族と宗教の調和を促進しようとしてきた人々のゆえに感謝します。
神よ、私たちの歎願をお聞きください。
〇 より公正で、参加型かつ民主的な統治が行われますように。
〇 不平等を減らし自然資源を守る、地域主導の経済発展を行なうことができますように。
〇 民族間・宗教間の理解と協力がさらに深かまりますように。
〇 これらの国々の多様な人々すべてを真に包含する国民的アイデンティティとビジョンを作り上げることができますように。
主よ、御憐れみによって…私たちの祈りを聞き入れてください
AI翻訳に基づく 監修・校正 岩浅明子 翻訳補佐 吉村啓子
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