慈しみ深い神よ、この暴力に満ちた時代にあって、どうか子どもを持つ親たちの叫びをお聞きください。彼らは、残虐なイスラエルの占領下に生きる子どもたちを飲み込まんとする苛立ちや絶望に立ち向かわねばなりません。逮捕されるかもしれない、暴行を受けるかもしれない、殺害されることすらあるかもしれないと、子どもたちを家の外に出すことを恐れている親たちのために祈ります。ことに、お使いに出て家に帰る途中に銃撃を受けたアナス・シャワムレフとその家族のために祈ります。かれらは幾度も家を破壊され、すでに大きな苦難を受けてきました。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
正義と憐れみの神よ、先月、ヨルダン峡谷のベドウィンの村アル=ハディジャが潰されました。14家族、30人の子どもと乳幼児を含む97人が、家を失いました。イスラエル当局は避難所用に寄附されたテントさえも没収しました。主よ、なぜ世界の人々はこのような残酷な行為を見て見ぬふりをし続けることができるのでしょうか。どうか権力を持つ人々の目と心を開き、この地の、そして世界中の、すべての苦しんでいる人々が正義と尊厳をもって処遇されるようにしてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
主イエスよ、クリスマスが近づいています。最初のクリスマスの夜、天使たちは羊飼いに、「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる」という美しいメッセージを伝えました。しかし周りを見回しても、恐れしか見ることができません。最初にメッセージが告げられて、飾りやイルミネーションがあなたの来臨を告げているベツレヘムにおいても、喜びはほとんど見られません。主よ、どうかこの期節がもたらす期待と待望によって、あなたが与えた平和の約束が成就されることを信頼する喜びがわたしたちの中に吹き込まれますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
主よ、サビール・ナザレとサビール・エルサレム、および今週催される祝典を覚え、重ねて祈ります。ナザレでは17日木曜日にミュージカル劇が披露されます。エルサレムでは19日土曜日に恒例のエキュメニカル・クリスマス晩餐会が催されます。どうかこれらのイベントによって交わりと一致が強められ、参加する人々の心が喜びで満たされますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
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