Thursday, December 3, 2015

Japanese 3/12/2015

ああエルサレムの町よ、悲しみに暮れる人影のない道を歩きながら、わたしの心は涙にむせぶ。活気は失せ、人びとは脅え、旧市街はその子らに去られてひっそりとしている。神よ、お願いです。町に平和をもたらしてください。その栄光を、その生活を、取り戻させてください。どうかエルサレムの壁によって、すべての人の憎しみと敵意の目が和らげられ、恐れと憎悪が和解の空気に替えられますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
憐れみの神よ、占領はここに住むすべての人に日々多くの犠牲を強いています。もっとも深く影響を受けているのは、母親たち、女性たちです。彼女らは、家族、子どもたちを養い、世話をする責任を感じているだけでなく、うち続く抑圧のゆえに、憎しみ、怒り、絶望によって心を闇に染められていない世代を育てようとして、その重荷を感じています。主よ、パレスチナの女性たち、ことに母親たちのゆえに、あなたに感謝を献げます。わたしたちは彼女らの範に励ましを与えられています。どうかあなたの愛と希望とご臨在により、彼女らをこれからも強めてくださいますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
主よ、今週フランスで気候サミットが始まりました。わたしたちはすべての被造物のために祈ることを改めて覚えます。教皇フランシスコは回勅「ラウダート・シ」(あなたが讃えられますように)で、あなたが創造されたものへの世話、保護、監視、保存の責任を問いました。パレスチナ・イスラエルではしばしば、占領が、人々に対してだけではなく、土地と自然環境に対して大きな打撃を与えていることが忘れられています。分離壁はそのどちらの側にある農地も破壊しました。何千本ものオリーブの木々が根こぎにされ、損なわれました。西岸地区はイスラエル国の「ゴミ捨て場」として使われています。被造物は占領の重荷の下に呻きをあげ、解放と回復を待ち望んでいます。どうかわたしたちを助けて、あなたが与えてくださったものをすべて守るような決定ができるようにしてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
主よ、アドベントの期節に入りました。去る日曜日に最初のロウソクが灯され、あなたの来臨への希望と、心に抱いている正義と平和への希望を改めて覚えました。サビールのアドベントのプログラムのために祈りを献げます。12月8日に女性たちがラマラ郊外のタイベに行って、ローマ・カトリックの聖堂で黙想の時を持ち、その後、老人ホームを訪問します。どうか参加するすべての人があなたの希望と愛を感じることができますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
※ 気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)、京都議定書第11回締約国会議(CMP11)は、2015年11月30日から12月11日までフランス・パリで開催される。

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