Thursday, May 26, 2016

Japanese 26/5/2016

# ネタニヤフ首相は、極右政党イスラエル・ベイテイヌ(「わが家イスラエル」)を連立政権に参加させるため、党首アヴィグドール・リーベルマンを国防大臣として政権に招き入れました。リーベルマンが参加の条件としたことの一つは、西岸地区で、入植者が裁かれる法廷では死刑を実行せず、パレスチナ人が裁かれる軍事法廷では死刑を実行すること、すなわち、事実上パレスチナ人に対してのみ死刑を行うことです。彼が要求したもうひとつの条件、ロシアからの移民に年金を支給することについては、議論されてはいるものの、まだ承認されていません。
正義の神よ、わたしたちは毎日、パレスチナ・イスラエルにおいて、また世界中において、ある人々の命が他の人々の命よりも価値あるものとされるのを見ています。どうかわたしたちの目と心を開いて、すべての命の尊さを悟らせてください。わたしたちを助け、経済よりも人の命を大切にする世界を創らせてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 著名なフェミニストの歴史家であるユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのキャサリン・ホール教授は、イスラエル・パレスチナ紛争に深く関わっている人々との議論を重ねた結果、イスラエルで最も名誉ある学術賞で、30万ドルの賞金を与えられるダン・デイヴィッド賞の受賞を辞退しました。今年初めにはヘブライ大学の教授デイヴィッド・シュルマンがイスラエル賞の賞金2万ドルを西岸地区のパレスチナ人のために活動しているアラブ人とユダヤ人によるNGOタアユシュ(「共存」)に寄附しました。
主よ、個人的な利得や名誉よりも正義を大切にする良心ある人々のゆえに感謝します。どうか人々が彼らの行動から刺激を受け、あなたの正義が為されるためにどんなところで犠牲を献げることが求められているか、自らの価値観を点検しますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
神よ、わたしたちはすべてのことにおいて希望を求め、あなたを頼みとします。パレスチナの若者にとって教育は希望の源です。よりよい未来への希望です。今週、パレスチナの子どもたちは学校で試験を受けます。どうか彼らに思考の明晰さと自信を与え、ベストを尽くすことができるようにしてください。ことに、大学に入学する力を見るための試験、タウヒジを受ける高校生のために祈ります。どうか若い人々が、自由と平和の内に生きる将来の可能性に希望を失いませんように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
囚われ人を解放する神よ、サビール・ナザレが5月28~29日にエルサレムの「アブラハムの家」で催す修養会のために祈りをお献げします。どうかすべての参加者を祝福してください。また、解放神学と、今を生きる人々にとってのその意義について対談するシダー・デュエイビスとナイム・アティークを祝福してください。彼らが共にする時間が希望と励ましの源となりますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください

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