Thursday, May 19, 2016

Japanese 19/5/2016

# 先週、世界各国から25人のサビールの友が、春の<聖地の現実を見る旅>に参加しました。これがパレスチナ・イスラエルへの最初の訪問になった人もいれば、すでに幾度も来たことがある人もいました。すべての参加者が見聞きしたことによって目を開かれ、心を引き裂かれました。今週のサビールの祈りでその思いが分かち合われています。どうぞ共にお祈りください。
# 体験したことを聞いて心を動かされた参加者がいました。
主よ、イマド・アブ・シャムシエとその家族を覚えて祈ります。彼らはヘブロンで若者がイスラエル国軍兵士に撃たれる様子をビデオに撮ったために攻撃を受けています。ヘブロン旧市街の店主アベドを覚えて祈ります。彼は店を開け続けている数少ないパレスチナ人の1人です。アル・アルーブ難民キャンプに住むバッサムとその妻、そして3人の子どもたち、シャム、アミル、ラマルを覚えて祈ります。最近父を亡くし、家族を養う責任を負っているヘブロンの少年アフメッドを覚えて祈ります。ホロコーストで家族を失い、今、臨終の床にある91歳のヘディ・エプシュタインを覚えて祈ります。彼女はガザに船で人道支援物資を運ぶ活動に2度参加しました。パレスチナ人のために提言活動をしてきたため、家族から疎遠にされています。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 難民キャンプを訪ねて心を動かされた参加者がいました。
主よ、あなたは苦しむすべての人を愛し、心に懸けておられます。ことに家と生計手段を失った人々のために祈ります。難民のために祈ります。パレスチナだけでなく、世界中で難民となっている人々のために祈ります。どうか清潔で健康的な住環境が与えられますように。今後とも子どもたちが教育、保育を受けることができますように。そして何よりも、いつの日か、そこを去ることを余儀なくされた故郷、国に難民が帰還することができますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 圧倒的なる不正義を目にして心を動かされた参加者がいました。
主よ、土地を奪われたすべての人々、家と暮らしを守ろうとして苦労しているすべての人々のために祈ります。ことに、村を破壊されたネゲブ砂漠のベドウィン族の人々のために、また、諦めることを拒み、断固として希望に立ち続けるパレスチナの精神、スムードを証ししているナサール家の人々と「テント・オブ・ネイションズ(万国の幕屋)」のために、家と暮らしを破壊された東エルサレムと西岸地区の人々のために祈ります。どうかこのような不正義がやみ、この地に平和がもたらされますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
主よ、5月10日から20日にオレゴン州ポートランドで開かれている合同メソジスト教会の総会に出席している人々を、あなたの受容と正義と愛の霊で導いてください。教会の将来に影響を持つ多くの決定がなされます。その中にはイスラエルとパレスチナに関わる正義の問題もあります。異なる意見の只中にあって、あなたへの愛と互いへの愛が証しされますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
主よ、サビール・ナザレの働き、ことにその女性グループの働きのゆえに感謝を献げます。彼女たちは、ナクバを経験した人々の証しを聞き、世界各地から訪ねてくるグループとそれを分かち合う活動を続けています。また、サビール・エルサレムがナザレにあるマリア国際センターで主催する聖職者とその伴侶のための集いのために祈ります。毎年開かれているこの集いは、イスラエル・パレスチナの各地で働く聖職者とその伴侶がイースターを終えて挨拶を交わし合い、ナイム・アティーク司祭からサビールの活動計画について話を聞く機会となっています。どうかこの集いが、すべての出席者にとって刷新と励ましの時となりますように。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください

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