Thursday, May 5, 2016

Japanese 5/5/2016

# 今週、パレスチナ自治政府はイースターをパレスチナ国民の祝日とすることを発表しました。ラマラの聖職者たちによる草の根からの働きかけの成果です。パレスチナ人クリスチャンは、全パレスチナ人口の1.5%以下に過ぎません。これまでは、クリスマスとイスラム教の祝日だけがパレスチナ国民の祝日とされてきました。
主よ、パレスチナ社会における寛容と理解のゆえに感謝を献げます。こうした施策は希望を与えて、一致の美が際立たせられます。世界中が安全保障の壁を建設する傾向にある中で、あなたの民が橋をかけることに取り組んでいることに感謝します。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# サビールは2016年5月10日から18日に、「共に生きる – 諸宗教のモザイク – 聖なる方の地に生きる諸宗教共同体を知る」というテーマのもと、<聖地の現実を見る旅>を催します。
主よ、この旅を、参加者が実地に状況を見て学ぶことができる、豊かで実りあるものにしてください。どうかこの紛争の地のために正義と平和の働きを続ける気持ちを起こさせ、励ましを与えてください。
# 先週水曜日の朝、パレスチナ人の女性マラム・アブ・イスマイル、23歳と、その弟イブラヒム・サラ・タハ、16歳が、西岸地区のカランディア検問所でイスラエル国の治安維持部隊によって射殺されました。そのためにその地域では衝突が起こっています。二人の子どもの母親であるマラムは身ごもっていて、病院に行くために初めてエルサレムに入ろうとしていたところでした。警察は、二人がナイフで刺そうとしていたと責めていますが、この無分別な殺戮を記録したビデオの公開を拒んでいます。
主よ、パレスチナの人々は、恐れることなしに外を歩くことができません。身を守るすべを持っていません。占領下に生きるパレスチナの人々は、長いこと、彼らをずっと攻撃し続けているイスラエル国の治安維持部隊や凶暴な入植者たちからの保護を国際社会に求めてきました。主よ、この保護を求める叫びをどうか聞き入れてください。49年の長きにわたる占領を終わらせてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 先だってフランスはパレスチナ人とイスラエル国の間の和平交渉の要素について話し合う国際会議の準備のために5月30日に会議を開く意向であることを発表しましたが、イスラエル国はその案を公式に拒否しました。パレスチナ・イスラエル二者間での直接交渉を主張してのことです。しかし、それは、横奪されたパレスチナの土地で不法に入植地建設が続けられてきたこと以外には23年間何の結果も出さずに続けられてきたのです。
主よ、かれらは、平和がないのに、「平和、平和」と言います。わたしたちは、揺らぐことなく祈り、引かず、あなたの裁きを待ちます。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください

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