Thursday, May 10, 2012

Japanese 10/5/2012

イスラエルの牢獄にいる全てのパレスチナ人の政治的囚人のために引き続き祈ります。また、その家族、友人、近隣の人々のために祈ります。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
先週、ベイト・ジャラのエリアCにあるよく知られたレストランがイエスラエルの行政命令によって取り壊されました。これに関わる全ての人々と共に、私たちは嘆きます。何台かのイスラエルのブルドーザーの運転手はパレスチナ人で、破壊を止めさせようとする群衆の叫びにそれぞれ違う仕方で応えていました。オーナーの家族が悲惨にも収入と保護を失ったことに加えて、この出来事はパレスチナの共同体を分断して制圧しようとする占領のやりかたを顕わにしました。サビール・エルサレムの青年たちは金曜日に現場を訪ね、近くのクレミサン修道院(*1)でこのことに抗議する人が集まって献げるミサに参加します。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
ノーム・グルとアロン・グルマンのために祈ります。二人はイスラエル国防軍の兵役義務を拒否しています。兵役拒否者ノームとアロンは、西岸地区の占領とガザ地区の封鎖、そしてパレスチナ人に対して続けられているイスラエルの犯罪行為を理由として軍に入ることを拒否したと説明しています(*2)。大衆から嘲りを受け、良心の行為の厄介なる帰結に向き合うこの若者たちに、どうか力をお与えください。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
エルサレムとナザレのサビールの事務所の働きに感謝します。7月に開かれる第7回国際青年会議の立案過程を神にお委ねします。また、サビール・ナザレの10日の青年の集いと11日の女性の集いのために祈ります。彼らは1948年以前と以後のガリラヤからのパレスチナ人の強制退去について、そしてずっと続いている移住の困難について、読書会を続けています。主よ、御憐れみにより、この祈りをお聞きください。
※ 兵役拒否者の言葉
アロン:「私の兵役拒否は、占領とアパルトヘイトへの加担の拒否であるだけでなく、イスラエルの支配下で生きているパレスチナ人の友人たちと連帯する行為であり、自由と正義と平等を求める闘いです。」
ノーム:「私は軍に加わることを拒否します。それは設立されたとき以来、もうひとつの民族を支配することに従事し、その支配下にある一般民衆を略奪し、恐怖に陥れてきたのです。」
※ クレミサン修道院:西岸地区のベイト・ジャラの近くにあるサレジオ会の修道院。ベツレヘムから5キロ、エルサレムから12キロ、海抜850mの位置にある。7世紀にあったビザンチンの修道院の跡地に1885年に建てられた。

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