Thursday, May 15, 2014

Japanese 15/5/2014

今週木曜日、パレスチナ人は“ナクバ(大災厄)の日”を記念します。1948年にイスラエルが建国されたときにパレスチナの社会が被った破局を覚える日です。他国への強制退去、国内難民化、虐殺、その他数多くの心に傷を残す出来事をパレスチナ人は経験しました。今日もなお、イスラエル政府はこれらの政策の多くを継続しています。憐れみの神よ、わたしたちは重大な不正義を前にして嘆き、声をあげます。どうか私たちの叫びを聞き、助けに来てください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
ナクバを思い起こすにあたって、ことにパレスチナ人難民、諸外国に暮らすパレスチナ人のために祈ります。自分の家から追われ、故郷の村を追われて、帰還の権利を拒否されている、これらの土地なき民は、回復の正義が認められることを叫び求めています。主よ、あなたは貧しい者、抑圧された者と共に立たれる方です。どうか私たちに、正義に立つ平和を追い求めるための力を与えてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
恵みに富む神よ、ガザの人々はイスラエル政府による包囲、封鎖という形での集団的懲罰に耐えています。彼らは尊厳ある生活を生きようと努力していますが、イスラエルの振る舞いによって窒息させられつつあります。主よ、どうかあなたの喜びと平和をガザの人々に与え、彼らの社会が、崩壊する様をではなく、成長し、強められる様を見ることができるようにしてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
主よ、どうかエルサレムとナザレのサビールの事務所の働きと諸活動を祝福して下さい。今週、若い女性たちのプログラムと青年の小旅行を計画しているエルサレム事務所のスタッフに導きを与えてください。幾つものグループの訪問の受け入れと、「世代は続く」シリーズ第3回の集まりを予定しているナザレ事務所のスタッフと共にいてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。

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