Thursday, April 21, 2016

Japanese 21/4/2016

# 今週、米国のジョー・バイデン副大統領が、もし本当にその望みが平和なのだとしたらネタニヤフ首相はイスラエル国を「誤った方向」に舵取りしていると言って、イスラエル国政府に対して「抑えがたい苛立ち」を表明しました。入植地建設、土地の押収、パレスチナの地にある前哨地の合法化は、すべて、二国家解決ではなく、「一国家の現実」を作りだしており、それは危険なことであるとバイデンは述べています。
すべての人の神よ、権力を持つ人がまたもイスラエル・パレスチナの現場の現実を見る目を持って発言したことを喜びます。どうかバイデンの声に力を与え、不正義に対する非難を続けさせ、周りの人々に彼の告げる真実を聞く耳を与えてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# ユネスコで、先週11日、東エルサレム、ヘブロン、ベツレヘムなどのパレスチナの地にイスラエル国が不法に駐留していることを非難する決議案が採択されました。決議案は、不法に続けられている発掘作業、入植者のための道路建設、その他の活動で、パレスチナの欠くことのできない部分であるこれらの場所の保全が損なわれていると述べています。イスラエル国はこの決議を「全面的に拒絶する」と述べました。
* ユネスコのこの決議案(199 EX/PX/DR.19.1 REV.)の提出国:アルジェリア、エジプト、レバノン、モロッコ、オマーン、カタール、スーダン、賛成:フランス、ロシア、スペイン、スウェーデンを含む33ヶ国、反対:米国、英国、ドイツ、オランダ、エストニア、リトアニアの6ヶ国、棄権:17ヶ国、欠席:2ヶ国)。※ 決議案(draft decision)は総会にかけられます。
http://unesdoc.unesco.org/images/0024/002443/244378e.pdf
正義の神よ、この決議案は真実を述べており、好ましい変化をもたらすかもしれません。しかし、過去の過ちが正されることで失うものがある者たちが激しい批判を寄せています。どうか投票する人々にみ霊を送り、正しいことをなす勇気を与えてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# 今週、エジプトでの奴隷生活から解放されたことを記念するユダヤ教の祝日、過越祭が始まります。この聖なる記念の時にあたって、真の解放とは、すべての人を解放するものであることを覚えなければなりません。他の人々を犠牲にして得られる自由は、本当の自由ではありません。
奴隷と自由人の神よ、どうか過越とあなたから与えられた解放を祝う人々と共にいてください。また、この地で、そして世界中で、まだ解放の訪れを待っている人々と共にいてください。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください
# ローマ教皇フランシスコは、先週16日、シリア難民との連帯を示すために、ギリシアの島レスボスを訪ねました。この島で、シリア難民は行き先が決まらないままになっています。教皇は、ただ訪問するだけでなく、バチカンにイスラム教徒の3家族、12人を連れて帰り、住まいを与えました。
希望を与える神よ、あなたの僕、教皇フランシスコの働きのために祈ります。教皇フランシスコは、自らの説いている愛と受容のメッセージを行動で示しています。バチカンで新しい生活を始める12人の難民のために、そして未だ避難する場所と安全を必要としているすべての人々のために祈ります。
主よ、御憐れみにより、わたしたちの祈りを聞き入れてください

No comments:

Post a Comment