Friday, December 22, 2023

Japanese Wave of Prayer, 11th-15th of December, 2023

 #一時停戦が終わってからイスラエル軍はガザの南部、中央部で戦線を拡げ、10月7日以後で最も激しい攻撃を行いました。家を失ったパレスチナ人が避難している多くの建物が空爆され、難民キャンプも爆撃され、さらに多くの人々が住まいを失いました。180万人を超える人が国内難民となっています。気温が下がってきており、食料、人道支援物資、仮設住居はほとんど利用できなくなっています。家を失った人々が避難している場所の人口密度が高くなっています。ガザで人道支援をしている人々は、状況は「黙示録的だ」と述べています。

主権者であられる神よ、あなたはこの世界を創造し、保っておられる方です。どんな祈りも、パレスチナの人々が受けている苦しみを言い表すことはできません。どんな声明も、言えることを言い尽くしていません。ガザの艱難が「黙示録的だ」と言われています。わたしたちは、あなたの義と憐れみがすべての苦しみを贖い、すべての邪悪な力とその手先にその責任を問われることを信じています。わたしたちの連帯行動と、世界のあらゆる形の不正義を終わらせるための働きを通して、あなたがガザに臨在しておられることを感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#12月10日、世界中のキリスト教徒が「信仰」のロウソクに火を点してアドベントの第2主日を記念しました。世界の人々はクリスマスツリーを飾り、パーティーを開いてクリスマスの季節を祝っていますが、パレスチナでは例年行っている祝いを止め、神が75年間続く入植者の植民地主義的暴力から救ってくださることを待望して過ごしています。パレスチナの人々はクリスマスの物語の現実を実際に生き抜いているのです。エンマヌエルよ、あなたの受肉は2000年前にパレスチナで起こりました。誕生物語の人々のように、パレスチナの人々は救いをもたらすあなたが来られることを待っています。主よ、今、わたしたちを助けて、抑圧された人々に解放と正義を約束する受肉の意味を深く理解させてください。このクリスマスに、マリアの預言者的な言葉を宣べさせてください。「主は御腕をもって力を振るい、権力ある者をその座から引き降ろし、低い者を高く上げ、飢えた人を良い物で満たし、富める者を何も持たせずに追い払う」と。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#10月7日以後、ヨルダン川西岸地区でイスラエルの軍と入植者によって少なくとも266人のパレスチナ人が殺害され、3365人以上のパレスチナ人が負傷させられました。入植者によるパレスチナ人とその財産に対する攻撃は増えるばかりで、388人の子どもを含む1000世帯の家族が家を失いました。イスラエル軍は、西岸地区と東エルサレムでこれまでよりも多くの人を逮捕状なしに投獄しています。「捕虜」にしています。被抑圧者の神よ、苦難が続いて、嘆く時間も取れないほどです。死と罪の現実に圧倒され、霊は砕かれ、心は折れ、日常が変えられてしまいました。おお主よ、あなたは見捨てられたのでしょうか。あなたはどこにおられるのでしょうか。嘆きながらも、わたしたちは言い表します。「主は虐げられた人の砦、苦難の時の砦」と(詩編9:9)。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#イスラエル軍に拘留された少なくとも100人のパレスチナ人男性が下着だけにされ、目隠しされ、跪かされている様を写した動画や写真がソーシャルメディアで流されました。この男性たちはUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が関わる二つの学校に避難していたと伝えられており、イスラエル軍もそれを認めました。磔にされたキリストよ、あなたは人々の前で辱められ、裸にされて十字架にかけられました。あなたは帝国の権力者たちによって辱められた多くのパレスチナ人の経験をご存じです。抑圧された者の尊厳を回復してください。罪のすべての構造、制度を終わらせ、関係を回復して、この世界を贖ってください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#12月8日、サビールはエルサレムのパレスチナ人クリスチャンの市民団体の月例の集まりを開きました。聖職も参加しました。この集まりは連帯を表すためにエルサレムのアルメニア人地区で開催されました。エルサレムのアルメニア人は旧市街におけるクリスチャンの存在を維持し、かれらの大切な土地が売られることを防ぐために闘っています。神なる創造者よ、パレスチナの人々が直面している闘いと苦難はあまりにも圧倒的です。キリストが涙を流されたように、わたしたちはエルサレム、そしてパレスチナ全地のために涙を流しています。おお主よ、わたしたちを助けて、この状況を残念に思うだけでなく、一致と熱意をもって行動できるようにしてください。主よ、エルサレムのアルメニア人共同体の叫びをあなたがお聞きになり、あなたの正義が雨のように降り注いで、正義への渇きが癒やされますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#12月8日、国連の安全保障理事会がイスラエルとハマスの間の人道目的の即時停戦を求める決議の投票が行われました。これは国連事務総長アントニオ・グテーレスが12月6日に安全保障理事会を構成する15カ国に、2ヶ月間続くこの戦争が世界に脅威を与えていると異例の公的警告を行ったことを受けてのことでした。13カ国が停戦を求める決議に賛成し、英国が棄権し、残念なことに米国が拒否権を行使しました。すべてを知っておられる神よ、米国が拒否権を行使し、英国が棄権したことに、わたしたちは胸がつぶれる思いです。停戦が実現する日まで、一日にどれだけ多くの命が失われるかをあなたはご存じです。どうかこれらの国々の決定に対する怒りによって、世界中で停戦を求める取り組みが拡がりますように。主よ、「怒ることがあっても、罪を犯してはなりません」(エフェソの信徒への手紙4:26)という使徒聖パウロの言葉を思い起こし、わたしたちは正義を求めて闘います。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう神よ、カンボジア王国、ラオス人民民主共和国、ベトナム社会主義共和国に生きる人々を覚えて感謝を献げます。紛争、圧制の年月、これらの国々に留まった人々のゆえに。これらの地域で少数者でありながらも証しを担っているキリスト者たちのゆえに。人道支援、平和構築のために持てるものを分かち合った多くの人々のゆえに。自分の新しい故郷となった国の社会を豊かにしているこれらの国々からの難民のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。長年の紛争によって受けた心身の傷に今も苦しむ人々のために祈ります。モンスーンその他の災害の犠牲者のために祈ります。どうかすべての人の生活と自然環境の保護に資する経済発展が実現しますように。諸勢力のせめぎ合いの中にあっても政治が安定しますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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