Monday, December 4, 2023

Japanese Wave of Prayer 4th-8th of December 2023

 #12月1日、イスラエルとハマスの間の停戦協定が失効し、戦闘が再開されました。イスラエルは、ガザの北部、南部、中央部で攻撃を再開し、12月4日までに800人を殺害したと報告されています。ガザの住民の少なくとも180万人が住まいを失いました。ハマスも、ガザ近郊のイスラエルの入植地や町へのロケット弾の発射を再開しました。停戦中、イスラエルは裁かれたり、起訴されたりしていなかった多くのパレスチナ人囚人を釈放し、ハマスはイスラエル人および外国人の捕虜の一部を釈放しました。また、いくらかの人道支援物資のガザへの搬入が認められました。

神よ、あなたはアルファでありオメガであられます。暴力が支配し、無辜の人々が苦しむ事態が繰り返されています。容易なことではありませんが、「主は心の打ち砕かれた者に寄り添い、霊の砕かれた者を救い出す」(詩編34:19)ことを信じます。主よ、世の制度、支配者、罪と違い、あなたは永遠なる方です。現された愛に他ならない正義を通して御名の栄光が讃えられるように、わたしたちを用いてください。わたしたちをみ国の働き人とならせ、即時停戦を呼びかけ、戦争犯罪を犯した者、それを許した者の責任を問う働きをなさせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#停戦協定の合意の一環で子どもを含むパレスチナ人囚人の一部が釈放され、彼らの恐ろしい経験が明らかになってきています。イスラエルの監獄の看守たちがパレスチナ人囚人を拷問し、殴り、性的暴力を加え、脅していることが報告されています。パレスチナ人囚人の多くは起訴されず裁判も受けられないまま拘留されつづけています。イスラエルは停戦時に釈放したよりも多くのパレスチナ人を新たに逮捕しています。囚人の解放者よ、ガザで囚われていたイスラエル人捕虜の釈放と、その大半が子どもであった不当に勾留されていたパレスチナ人の釈放のゆえに感謝をささげます。監獄に潜むすべての悪があばかれ、責任が問われますように。主よ、すべての囚われている人、不当に勾留、収監されている人を解放し、無事に家族のもとに帰らせてください。また、自分が持つ憎しみや人種主義的な優越感によって自らを囚人にしている人々を解放してください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#12月3日、ダル・アル=カリマ大学が「ベツレヘムからの希望:パレスチナに平和を。ガザの人々と連帯するクリスマス・キャンペーン」と題するイベントを主催しました。パレスチナ内外の著名なアーティストがパフォーマンスを行って、即時停戦とガザへの人道回廊の設置、パレスチナ・イスラエルにおける正義に基づく持続する平和を求めました。アドベントに入って、西方教会では「希望のロウソク」に火を点してその第一主日が守られました。東方教会では主のご降誕に備える断食が始まりました。インマヌエル、わたしたちと共におられる神よ、今年、パレスチナではアドベントは逆説的なものに感じられます。子どもたちが殺され、失われた人の命が単なる数のように、統計のように扱われ、女性が安全に出産できる場所がなく、不正義が祝われているような希望のない現実にあって、受肉の希望について思いめぐらします。主よ、これはあなたの物語です。このアドベントを、受肉を黙想するわたしたちが能動的に待つ時としてください。飢えた者に食べさせ、裸の者に服を着せ、病者を癒やし、被抑圧者と共に彼らの解放のために闘う時としてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください。#11月29日、国連は「パレスチナ人民連帯国際デー」を守りました。世界中の人々が行進、座り込みなどによる抗議、その他様々なイベントを通してパレスチナ人との連帯を表明しました。西側諸国の政府がイスラエル国が犯している不正義を支持する一方で、その市民の多くは政府を批判し、かつてない規模で街頭で抗議活動を行っています。抑圧された者の神よ、75年以上、パレスチナ人は罪なる構造と制度によって土地、住まい、尊厳そして生命を奪われてきました。パレスチナ人は非人間化され、パレスチナ人であるというだけで、それが犯罪になっています。主よ、正義を求めて声をあげ、敵のために憐れみを祈る世界中の人々の美しい連帯のゆえに感謝します。「弱い人を虐げる者は造り主を見くびる。造り主を尊ぶ人は貧しい人を憐れむ」(箴言14:31)からです。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#先週、ジェニン難民キャンプで、8歳のアダム・サメール・アル・ゴール、15歳のバジル・スレイマン・アブ・アル・ワファを含む何人ものパレスチナ人がイスラエル軍によって殺害されました。イスラエル軍は襲撃した際、何台もの救急車を止めて、怪我した人のところに行かせなかったことが報告されています。イスラエルは東エルサレムおよび西岸地区で少なくとも150人のパレスチナ人を行政拘留しました。イスラエル人入植者がパレスチナ人農民を襲撃し、オリーブ畑に放火したことも複数件報告されています。全能の神よ、家族を失った人々に、彼らが愛した人は彼らの目からは失われても、彼らの愛からは失われていないことを教え、安心させてください。「私は耳であなたのことを聞いていました。しかし今、私の目はあなたを見ました」(ヨブ42:5)と言えるように、悲しみ嘆くわたしたちの近くに来てください。この悪夢の中であなたを見ることができるように助けてください。解放を通して慰めを、正義を通して癒やしを与え、これほどに多くのパレスチナ人の命が失われたことに責任のある世の支配者たちをひざまずかせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#11月25日、米国で、3人のパレスチナ人の若者、ヒシャム・アワーニ、キンナン・アブダラミード、タフシーン・アフメドが大学のキャンパス近くで撃たれました。襲撃されたとき、彼らはアラビア語を話していて、2人はクーフィーヤを被っていました。米国では、偏向した報道や政治家の言説のために反アラブ感情、反イスラム感情が高まっていると論じられています。この事件はヘイト・クライムに他なりません。愛の神よ、世界中でパレスチナ人が憎悪を受けて苦しんでいます。主よ、アワーニ、アブダラミード、アフメッドを癒やしてください。完全な健康を取り戻させてください。彼らの家族を強めてください。彼らを撃ったものを裁き、銃撃犯に犯行を促したような暴力的な言辞や思想をなくしてください。弾丸によるものであれ言葉によるものであれ、あらゆる形の憎悪や暴力を、愛の行動と真実の言葉に替えてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう神よ、ミャンマー連邦共和国、タイ王国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。これらの国々とそこに住む人々の美しさのゆえに。多くの特色ある仏教寺院のゆえに。より民主的な国になることを願って長く闘ってきた人々のゆえに。他の人々と共にさらなる正義の実現を求めてきた教会の忠実な証しのゆえに。環境と資源を守る努力のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。差別、迫害を受け続け、虐殺まで経験しているロヒンギャをはじめとする民族的、宗教的少数者のために祈ります。民族的、宗教的多様性のために諸宗教間の理解と寛容が増しますように。買春旅行・性的搾取の被害者のために祈ります。またそのような行為を犯している者たちのために祈ります。政治的安定と民主的政治への進展のために祈ります。開発が進む中、すべての人の経済的正義が守られ、環境が保護されますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください※米国で銃で撃たれたヒシャム・アワーニが小学校6年生の時に書いた詩希望は私の心に住まうそれは闇の中の光のように輝き、覆い消されることがない涙によっても傷を負った者の叫びによっても消されることがないそれはただ輝きを増していくこの光は憎悪よりも強く輝くこの光は不正義よりも強く輝くこの光は分離とアパルトヘイトよりも強く輝くパンドラの箱の伝説で、希望だけは箱に留めることができてそのために希望が失せることがなくなったと語られているこの話から学ぼう希望を手放さないことを学ぼう希望に力を与えることを学ぼう闇が最も深まったこの時代に光を輝かそう

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