Thursday, July 16, 2015

Japanese 16/7/2015

今週、聖地で、また世界中で、イスラム教徒はラマダンの終わりの祝祭、イード・アル=フィトルを祝います。中東の多くの地で、武力衝突や抑圧が続く中、祝祭の喜びは、不安のために損なわれ、正義を求める叫びで曇らされています。主よ、どうか最も苦しんでいる人々に尊厳ある生活と人権とをお与えください。そして、この祝祭を、家族や地域共同体のくつろぎに満ちたものとしてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
西岸地区のパレスチナ人の村、キルベット・スシヤに、イスラエル国軍による破壊と強制退去が迫っています。また、最近、アブ・アルナワルのベドウィン族に複数の取り壊し命令が出されました。これによって、近くのユダヤ人入植地がさらに拡張されるならば、西岸地区は分断されることになります。憐れみの神よ、どうか不法な入植地建設を終わらせてください。二国家解決案と、この地における正義のある平和が脅かされています。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
イスラエル国の最高裁は、月曜日、クレミザン峡谷に分離壁を建設する許可を出しました。4月には建設を中止させる判決が出されていました。しかし、最高裁の解釈によれば、その判決は修道院とその土地にだけ適用されるもので、個人所有の土地は除外されるというのです。主よ、クレミザン峡谷をはじめとするパレスチナ全土において、この正義に反するイスラエル国への土地の併合を終わらせてください。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
主よ、サビールのプログラムやイベントへの祝福を感謝します。ことに、聖書と解放神学を学び、共に聖餐にあずかる、毎週木曜日の礼拝をお献げできますことを感謝します。主よ、御憐れみにより、私たちの祈りを聞き入れてください。
※ クレミザン峡谷における分離壁建設に関する記事

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