Friday, November 23, 2018

Japanese November 15-2018

※ この嘆願は、毎週木曜日正午に東エルサレムでパレスチナのキリスト者が集まってささげているエキュメニカルな礼拝のために用意されたもので、波が伝わっていくように世界中で祈りを共にしてほしいという願いが込められて配信されています。
#イスラエルの潜入部隊がガザ地区カーンユーニスの近くに侵入してハマスの指導者1人、他6人を殺害しました。イスラエルの部隊側は、将校1人が死に、1人が負傷しました。イスラエルは部隊が撤退できるように空爆を行いました。このイスラエルによる侵入と空爆を受けて、ハマスはその支配地区からロケット弾を発射しました。紛争の激化が懸念されます。
わたしたちの牧者であり、岩であられる主よ、ガザ内外で紛争が激化しているこの時にあって祈ります。どうかガザで非暴力に徹し、苦しんでいるすべての人の解放のために働いている人々を強めてください。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#2018年11月8日木曜日、イスラエル軍がヨルダン峡谷のキルベト・イブジクにある小学校を襲撃して、授業を中断させ、教師や生徒たちの使っていたテントを取り壊しました。
偉大なる師よ、あなたは子どもたちに命を与えるために来られました。かれらが命を欠けることなく豊かに受けるためには教育が必要です。この世代のため、また来る世代のために、どうかこの過酷な状況にあって教育に取り組んでいる人々を祝福してください。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#先週パレスチナの3つの囚人支援団体が共同声明を出しました。それによると、10月、イスラエル軍は511人のパレスチナ人を拘留しました。その中には74人の子ども、15人の女性が含まれています。
主よ、パレスチナ人囚人のため、ことに拘留されている子どもたちのために祈ります。どうかかれらに勇気を与えて、揺るがせられることなく、あなたの正義に頼ることができるようにしてください。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#軍事法廷、民事法廷を問わず、死刑に関する厳しい条件を除き、殺人の罪を問われたパレスチナ人に対して死刑を執行できるようにする法を、ベンヤミン・ネタニヤフが承認しました。この法は(カハネ主義者、極右で、国防大臣を務めている)アヴィグドール・リーベルマンが起草したものです。
正義の主よ、御子は国家の手によって処刑されましたが、憎悪に支配されることはありませんでした。どうかわたしたちを助けてイスラエルの政策決定者たちに手をさしのべさせ、「律法を定め、裁きを行う方は、おひとりだけです。この方が、救うことも滅ぼすこともおできになるのです。隣人を裁くあなたは、いったい何者なのですか」(ヤコブの手紙4:12)ということをかれらが思い起こすことができるようにしてください。聖なる神の霊よ、正義を求める闘いにおいて、あなたはわたしたちを強めてくださいます。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#11月12日~14日、サビールは、ハイファのカルメル山麓にあるカルメル会ステラマリス修道院で、聖職者のためのリトリートを催します。
愛する主よ、このリトリートを祝福してください。サビールのすべてのプログラムに流れているエキュメニカルな精神を祝福してください。講師と参加者を導き、この交わりによって養われるようにしてください。かれらの働きを助け、それぞれの教会区で「他者」が祝福となるようにしてください。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#11月15日はパレスチナの独立記念日です。残念ながら、国家樹立宣言から30年経った今も、真の独立は現実になっていません。
主よ、パレスチナの実際の独立を可能にする、正義に立つ平和をもたらそうと働いているすべての人、団体のゆえに感謝をささげます。どうかこの地に変革と自由を与えてください。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#非暴力行動クミナウが今週テーマにするのは家屋破壊です。どうかパレスチナでの家屋破壊に関わっている企業に連絡を取って、かれらの製造した機械がこの不法な所業に使われていることを問題にしてください。
揺るがせられることなく、堅く立っている人々、「あなたは家屋を壊すことはできるかもしれない。でも決して私の家を壊すことはできない」と言う人々のために祈ります。兵士たちが去った後、瓦礫の中に立ち、「そうしたいなら、また壊すがいい。でも決してわたしはここを去らない。家屋はまた建てる。木はまた植える。ここに住み続ける」と静かに誓う人々のために祈ります。どうか非暴力行動クミナウを祝福し、連帯する人々に力を与えてください。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#11月1日、パレスチナ当局は初めてとなるすべての労働者を対象とした包括的社会保障制度をスタートさせました。この制度を不公平なものと考える何千人もの労働者が抗議デモをして、当局とその意図への不信を訴えています。
主よ、片隅に追いやられているパレスチナのすべての労働者のために祈ります。人々の権利のために抗議に参加して、非暴力的に懸念を表し、創造的な仕方で正義を求めている人々のゆえに感謝します。どうかパレスチナの当局者の耳を開いて、人々の心配する声を聞くことができるようにしてください。謙遜な心を与えて、人々に公平で透明性のある仕方で仕えることができるようにしてください。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りをささげましょう
神よ、アオテアロア/ニュージーランドとオーストラリアの人々を覚えて感謝をささげます。これらの地と海の美しさのゆえに。自然環境との特別な関係のゆえに。先住諸民族が長く保ってきた独自性と文化的慣習のゆえに。また新移民を迎えることについて、かれらが政治的影響力を持つようになってきていることのゆえに。高度に世俗化した社会の無関心の中で、諸教会が教派を超えて共に証し、働いてきたことのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。多宗教化、多文化化した状況において、理解の架け橋を築くために、教会に創造力、技能、実行力が与えられますように。破壊を受けやすい大地、海、自然資源が注意深く保護されますように。貧しい人々、片隅に追いやられている人々、財産を奪われた人々、ことに先住諸民族の正義のために倦むことなく働く人々のために祈ります。これらの国々に難を逃れる場所、新しい生活を始める場所を求める人々のために祈ります。かれらを支え、助けている人々のために祈ります。
主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
※イスラエル政府がパレスチナ人の家屋を破壊するのに使っている重機のメーカーは、キャタピラ社(米国)、ボルボ社(スウェーデン)、ヒュンダイ社(韓国)、JCB社(英国)です。https://kuminow.com/mennopin/#action
○祈り (By Joy Cowley, Aotearoa/New Zealand)
愛する神よ、あなたの声は時に緑の中で最もよく聴こえます。樹液の歌声の中に。葉の交わす会話の中に。芽や茎、根、樹液、細胞のささやきの中に。
あなたは輝くエメラルド色の流れ。あらゆるものの内に漲っておられます。わたしは創造へと呼び戻され、そんなあなたの瑞々しさに再び触れます。
青々しさの神よ、わたしは自分流のコミュニケーション方法で生活を満たしがちです。あなたはそんなわたしを、つねにあなたの単純さへと連れ戻してくださいます。
湿り気を帯びた森の小道を歩む裸足が感じるものの内に、シダの葉の万華鏡にきらめく光線の不思議の内に、木々の苔むした樹皮の無数の文様の内に、あらゆるものの表面下にあるあなたの輝きの内に、わたしは喜びを覚え、再びあなたを経験します。
愛しい創造者よ、青々しさを取り戻すことは、常に家に帰ること。それは、大事でないものがはがれ落ちる、平安と恵みの時です。そこで再びわたしはきらめく緑の芽となって、あなたから萌え出ます。輝かしく美しい神、あなたとひとつであるものとして。
作成日: 2018年11月14日(水)

No comments:

Post a Comment