Thursday, June 20, 2019

Japanese June 20-2019


#「帰還の権利と封鎖解除を求める大行進」が6月14日金曜日も行われました。イスラエル軍は実弾とゴムで覆った鉄の銃弾を使い、49人のデモ参加者を負傷させました。内1人は女性の救急隊員1人で、ガザ南部ラファの東で負傷しました。この毎週行われているデモは、イスラエルがガザの封鎖を解除すること、パレスチナ難民が1948年以前に住んでいた故郷に帰還する権利を求めて行われています。

主よ、非暴力的な抗議行動に参加している人々の安全をお守りください。どうかかれらの叫びが聞かれ、力で追い出された地に帰還するパレスチナ難民の権利をイスラエルが認めるように国際社会の圧力がもたらされますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

# 今週、非暴力行動クミ・ナウはICAHD(家屋破壊に反対するイスラエル人委員会)の働きに焦点を当てます。ICAHDはパレスチナ人の家の破壊を止めるために働いています。またパレスチナ人とイスラエル人の平等な権利の実現によって平和を築こうとしています。占領が課している人的代償を明らかにして、批判的なイスラエル人の声を国際社会で行われる議論に届けています。1967年の占領以来、イスラエルはパレスチナ人の家屋54千軒を占領地で取り壊しました。

愛する主イエスよ、あなたはおとなになられて枕する所もないとはどういうことかを知られました。しかし、子どもの時には家がありました。目の前で自分の家を取り壊されるのを見たパレスチナの子どもたちのために祈ります。ブルドーザーで家、財産を潰すのは、建築許可を出さない当のイスラエルの機関です。主よ、あなたは人々がこのために苦しみ、心に傷を負っていることをご存知です。イスラエルの行っている家屋破壊に注意を集めようとしているICHADの働きのゆえに感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

# 610日月曜日、イスラエルの最高裁はヤッファ門近くの歴史的建物群を入植者団体アテレット・コハニムを代理する外国の仲介業者が取得したことは法的に問題がないとする判決をくだしました。この問題は13年間にわたって法廷で争われてきました。この判決によって、ヤッファ門近くからキリスト教徒がほぼ完全に排除されることになります。

愛する主よ、どうか聖地からキリスト教徒の存在を消そうとするこれらの企みが止められますように。諸宗教の人々が国際法に則って各々の聖所で自由に礼拝をささげることができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

# 610日、ジュネ・ハッサン・アル=アウェウィは69日間続けたハンガーストライキを終えました。健康状態が悪化していました。当局は行政拘留を解くことに合意しました。計5400人程のパレスチナ人囚人の内、500人近くが行政拘留されている囚人です。行政拘留は、逮捕理由を示さずに行うことができ、裁判も行われず、期間は最長6ヶ月間ですが無限に更新が可能です。

主よ、どうか手当を受けているハッサンの健康状態が改善されますように。国際社会が声をあげ、理由を示さず逮捕し、裁判を行わずに拘留を続ける政策をイスラエルが止めるように求めますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

# 政治的混乱の内にあるモルドバの中道左派、民主党の党首が、駐イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移すことを発表しました。エルサレムに大使館を移すヨーロッパで最初の国になります。

主よ、エルサレムの町のために祈ります。エルサレムは三つの宗教の人々にとって聖なる町であり、そのすべての人々が平和の内に共有するべき町です。この町を特定のひとつの宗教の人々のものとして、他の人々を排除するような政治的言辞を弄する国々のことを聞いて悲しく思います。どうかエルサレムに平和と静けさが与えられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

# パレスチナの語りによる歴史の地図がインターネットで公開されました。これはベイルート・アメリカン大学が作っている史料保存プロジェクトの一部で、イスラエル建国の時に故郷を追われ、ナクバ(破局)を生き延びたパレスチナ人による1000時間を超える証言を含んでいます。1948年以前の日常生活がどんなであったか、また故郷を追われた後の日々について語られています。

主よ、この創意に富んだプロジェクトのゆえに感謝します。このプロジェクトは、学校で読む教科書からほとんど消し去られた自分たちの歴史をパレスチナ人が取り戻すことを助けてくれます。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

# 世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

神よ、マラウイ共和国、ザンビア共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。これらの地の生物多様性、素晴らしい自然のゆえに。性的暴力、人権侵害に対して声をあげ、立ち向かってきた教会指導者たちのゆえに。これらの国々への、また自国内での移民の問題への取り組みのゆえに。政治と経済の安定と、向上しつつある生活水準のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。気候変動の影響のもとで、最も弱い立場にある人々の食糧が確保されますように。政治的、経済的腐敗が止みますように。生活水準があがりますように。ことに最も貧しい人々の生活が改善されますように。資源と労働力の搾取が止みますように。ことに若者、女性の搾取がなくなりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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